マクロビオティック指導者田中愛子先生の言葉を想い出す

マクロビオティック指導者である田中愛子先生の言葉。
【80歳のとき、みんながお祝いをしてくれて、はじめて「あら、私、80?」と歳を感じ、それからババになっちゃった。】
あの先生らしい、ユーモアある言葉です。
その愛子先生も、今年は90歳。
今度はなんと仰るのでしょうか?(^^)

ところで、私はマクロビオティックに出会うずっと前から、年齢は不可抗力と同じだと思っていました。
だって、自分の意志とは無関係に勝手にカウントされるんですもの。
これは人間を識別するために、生年月日で分けただけなので、私の中で年齢は単なる識別情報でしかないわけです。
どんなふうに生きるか? そのことの方が大事だったので、私はあまり年齢に関心を持たずに生きて来ました。
ですから、冒頭の田中愛子先生の言葉も、凄くよく理解出来ます。

食べたいものを食べ、着たいものを着て、ああでなければ、こうでなければという考えは排除して生きると、かなり人生って愉しいものになります。
今はマクロビオティックを中心に据えて生きていますけど、がんじがらめに生きることなく、大いに自由にマクロビオティックを愉しんでいます。
そういえば、日本CI協会の勝又会長を初めて邪食(この言い方はあまり好きではないのですが、ご本人の言葉なので引用します。)に誘ったのは、愛子先生だったそうです。

他にも愛子先生からいわゆる「不良のススメ(邪食のお誘い)」をされた人は多くいて、どの人にも愛子先生は想うところがおありだったのでしょう。
国を越えて、人種を越えて、人間の身体と食べ物の力に向き合って来られた愛子先生には、きっと今の私達に伝えたいことがいっぱいおありなんだと思います。
その一つが、マクロビオティックを愉しみなさいということだと想像します。

むそう塾もそんな視点で、マクロビオティックを愉しめる食べ方や生き方をお伝えしています。

 
 

マクロビオティック指導者 田中愛子先生1

 
 

(写真:砂糖を使わない和風のお菓子/別冊主婦と生活より)

愛子先生のお着物姿は、凛とされていてとても好きです。
このお写真は私が持っている本からお借りしました。

 
 
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