むそう塾で桂剥きを頑張る先輩たち

次の文章は2011年7月に中川さんが舞ちゃんの最後の桂剥き投稿にお返事したものです。
舞ちゃんが1か月間睡眠時間と食べる時間を削って練習したことがうかがえる内容です。
当時は独身だったのでKo(36-6)さんですが、今は結婚されたのでKa(36-6)さんです。

力んでいても、意識しすぎてもこのレベルのものが剥けると
いうのは逆に凄いことなのです。
実によく頑張りました。 頑固な陰性ここにあり。ですね。
1月間、まともに寝ていないのではないですか?
もう終わりました。ちゃんと食べてちゃんと寝ましょう。
でも寝食を忘れて没頭した経験は絶対にあなたの自信となり
これからの「困難越え」の力となります。 大丈夫。
意識もプレッシャーも何もかからない時の作品を一度
見てみたいものですね。 でも私が見るって言ったらすでに
それでプレッシャーがかかるか (笑)
お疲れさまでした。

こんなふうに練習して投稿された最後の桂剥きは、次のような出来ばえでした。
桂剥き 舞ちゃん1

 
 

この後、2012年の舞ちゃんの動画で「大根を引いている」左親指の伸び具合をご確認ください。
ぐいーっと伸びていますね。
ここが中川さんが羨ましがる指の長さのなせる技です。
指の形が似ている人は有利ですから、ぜひ頑張って練習してくださいね。

次に桂剥きのもう一人の横綱である夏目ちゃんにも登場してもらいましょう。
先日の授業中に写したものなので、刻みの指導をしている中川さんの声が入っていますが、夏目ちゃんには一切のアドバイスをしていません。
グイグイとリズミカルに剥いていますね。
楽しそうな雰囲気が伝わって来ます。
ところどころで大根を引く動きがあります。
[youtube width=”550″ height=”344″]

次は子象ちゃんです。
こちらも他の人への刻み指導をしている中川さんの声が入っていますが、子象ちゃんに向けたアドバイスではありませんので、手元だけごらんください。
慎重に慎重に動かしていますね。
夏目ちゃんより手の動きが硬く感じます。
[youtube width=”550″ height=”344″]

一方刻みのキングであるカモメさんは、黙々と桂剥きの練習を続けていますので、もう少ししたら横綱の仲間入りをすることでしょう。
指が長いので綺麗に大根が引けるようになるはずです。
ほら、こんなに綺麗に剥けています。
412A6251

 
 

ご紹介した4名は満足コースでもう一度桂剥きをスタートさせました。
これからどこまで上達するでしょうか?
とても楽しみです。
こんなふうに先輩たちも頑張っていますので、幸せコースの皆さんも裸になって中川さんにぶつかってみてください。
中川さんは大きく打てば大きく響く男です。

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コメント

  1. より:

    美風さん。

    おはようございます。
    昨日記事がアップされてすぐ拝見いたしました。
    剥かれる大根の美しさと、
    先輩塾生さん達の頑張りの記事に
    色んな事を思うとちょっと泣きそうになってしまいました。
    今出来る事を精一杯やります。

    こうした、美風さんのブログからの応援記事や中川さんのブログの皆さんの投稿から自分の足りてないところを発見できたりする事は、とても貴重な体験です、ありがとうございます。
    Twitterで励ましあったりちながら、
    みんなで上手くなりたい気持ちは、どんどん大きくなっています。

    上手くまとまらなくて、
    ごめんなさい。
    あたり前の事なんですが、
    1日1日は、とても貴重だなと感じます。

    • マクロ美風 より:

      好ちゃん、おはようございます。

      毎日頑張っていますね。
      ここに登場する先輩たちも、最初は好ちゃんと同じでした。
      好ちゃんより深く大きく指を切って、2回も病院で縫われた人もいます。
      それでも練習を続けて、諦めず、何度もトライしての今なのです。
      諦めずに練習を続ければ、好ちゃんも必ず先輩たちのようになれますよ。
      桂剥きはお料理の練習でありながら、精神的な成長にもつながる内容を含んでいます。
      桂剥きにどのように向き合うかは、人生にどのように向き合うかということでもあります。
      大げさではなく。

      一日、この一瞬、その大切さを感じながら練習を頑張ってください!
      仲間も指導者もいるのだから心強いはず!

  2. より:

    美風さん
    おはようございます。

    >桂剥きにどのように向き合うかは、人生にどのように向き合うかということでもあります。
    大げさではなく。

    桂剥きをやり始めてから、
    上手くなりたい‘欲’が出てきました。普段、その他の場面でもそういう気持ちは隠していて気持ちに真摯に向き合う事を怖がっていたと思います。
    桂剥きで芽生えた‘欲’は、
    指導してくださる中川さん、美風さん、塾生の皆さんの裏表ないまっすぐな気持ちの前では、
    恥ずかしいとか、
    向き合うのが怖い
    とか言ってる場合ではなくて、
    「やるなら精一杯やる。」しか、
    答えがなかったです。
    他の場面でもそうなんだ!
    と美風さんのコメントからしっかり感じました。
    まだ大根は剥けませんが、
    出来る事を今日もやります。

    美風さん、
    いつも温かいサポートをありがとうございます。

    • マクロ美風 より:

      好ちゃん、こんばんは。

      うんうん、しっかり把握してくださってありがとうね。
      みんなが真剣に取り組んでいるから、自分も真剣にやらなきゃって思える環境って最高ですよね。
      これがむそう塾の凄いところだと思います。
      お料理教室なのに、人生をしっかり考えて頑張っている人たち。
      時間を大切に生きている人たち。
      そんな素敵な氣が全体を包みこんでいます。
      みんなのエネルギーを借りながら、好ちゃんのエネルギーもUPさせて頑張りましょう。

  3. より:

    美風さん、こんばんは。
    包丁研ぎや刻み、出汁巻き、そして桂剥きの練習をしていて思うのは、
    どんなにできなくても
    成長しているとは思えなくても
    一つを気をつけたら他がだめになって悔しくても
    一度掴めた気がしても次には幻のようにまたできなくても
    それら全部、既視感がある、ということです。

    どうにもうまくいかなくても、
    うまくいく瞬間、できた!と思える瞬間もくることも思い出すと
    自然と練習を続けようと思えます。
    じっくりコースや満足コースのみなも、きっとそうなのでしょうね。

    中川さんのコメントの「困難越え」がどういう意味だったのかわからなかったけれど
    もしかしたら、こういうことも含まれているのかなと思いました。

    • マクロ美風 より:

      舞ちゃん、おはようございます。

      生きていれば色々な困難に遭遇することになります。
      その時に挫折してしまうか乗り越えられるかは、その人のそれまでの経験も大きく影響して来ます。
      きっと中川さんは将来の困難に対しての予行練習的な意味であの文章を書かれたのかも知れないですね。
      そしてまた、今目の前に展開する困難を越える意味もあったかも知れません。

      私はそばで見ているだけですが、桂剥きで一つひとつ乗り越えて行った人のお顔を拝見していると、間違いなく桂剥きを通じて人生が鍛えられると感じています。
      達成感とか自信が増えるんでしょうね。
      出来ることだけするのではなく、出来ないことを出来るようにする努力は、生きる上ですべてに通じる貴重な体験だと思います。
      頑張ったあとの皆さんの晴れ晴れとしたお顔がすべてを物語っていますね。
      舞ちゃんもさらなる上達のために頑張ってください。

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