マクロビオティック料理教室としての むそう塾スタイル

先日の愛クラスで、初めての受講者さんから「むそう塾はマクロビオティックの料理教室なのに、どうして鶏の唐揚げを教えるんだろう?って思っていました。」というご意見がありました。
これはマクロビオティックを知ると、多くの方が最初に「動物性・乳製品・白砂糖・粉ものはダメ」というタガをはめてしまい、排他的な考え方に支配されるために起きる考え方です。
何を隠そうこの私もマクロビオティックを知ってしばらくはこのかたと同じように思っていました。

しかし、何年もかけて全国あちこちのマクロビオティック実践者とお話をしていると、ストイックなマクロビオティックによって体調不良になったり、夫婦仲や家族仲、はたまた親戚づきあいや友達づきあいに至るまで暗礁に乗り上げている人がとても多いことに驚きました。
どこに行っても相談を受ける内容は、家族が玄米ご飯を食べてくれない、家族が動物性や甘いものを欲しがる、生理が止まってしまったというのがトップ3でした。
私はこのような人たちをマクロビオティック難民だと思いました。
それと同時に、このままこのような人たちを増やしてしまっては社会問題になるとも思いました。

そこで、マクロビオティックで体調を崩している人たちの救済と、間違ったマクロビオティックの解釈を正す場を作るべく、駆け込み寺のような感じで「むそう塾」を立ち上げました。
まずは一番問題の多いまずい玄米ご飯を何とか美味しく体に良い状態で食べられるようにしてあげることが緊急の課題でした。
そこで玄米ご飯の炊き方を教える「愛クラス」を始めました。
幸いにも中川善博さんという素晴らしい実力をお持ちの方とのご縁があったからこそ、実現できた塾でした。
中川さんの存在なくしてむそう塾はあり得ません。
そのうちにお料理も教えてほしいという声が多くなって、「幸せコース」を始めたわけですが、その変わった名前は単純に受講生とそのご家族の幸せを願ってのことでした。

一流料亭の味はそのままで、作り方を易しく簡単にアレンジした中川式の料理法は、主婦やお嬢さんたちに喜ばれ、結果としてそのご家族が美味しいお料理で笑顔になり、まさに幸せコースの名前どおりになりました。
生理が復活して赤ちゃんを授かった人たちも多くなりました。
その後もっと多くのお料理を習いたいという声に押され、「上級幸せコース」を始めたわけですが、そこにはご家族の喜びそうなメニューも盛り込みました。
その一つが「鶏の唐揚げ」だったわけです。
この唐揚げの美味しさは食べた人でなければ分からないでしょうが、あまりにも美味しくて、この唐揚げを習いたいから上級幸せコースに申し込むという人までいました。

お肉を食べたい人には美味しいお肉料理を、お魚を食べたい人には美味しいお魚料理を手作りしてあげて、体の負担にならないような料理法と食べ方のバランスをお伝えして、マクロビオティックの理論を無理なくあてはめて暮らすことをみんなで愉しんでいるのがむそう塾です。
マクロビオティックの料理教室のほとんどは、動物性を使わないお料理を教えていますが、現実の社会では動物性食品が溢れており、その中で子育てをしたり、ご家族のお食事を用意しなければなりません。
人づき合いもしなければなりません。
そんな現実を直視すると、動物性のお料理も教えてあげるのが良いと判断してのカリキュラムでした。

一般的にはマクロビオティックは動物性を排除するものと理解している人が多いのですが、それは絶対的なものではなく、体調によっては動物性を取り入れることもあります。
あくまでも陰陽で考えて、陽性の力を借りたいときにそのような判断を下します。
私が一時期にせよ、冒頭の質問者のように動物性を「摂ってはいけない」と信じていた時は、まだまだマクロビオティックの奥深さを理解していない時でした。
今では「動物性をいただく場合は質の良い物を少量だけ」と言える私になりました。

このような背景があって、むそう塾のカリキュラムに登場するメニューには和洋中が混在して、「病気になりにくいための美味しいお料理」が並んでいます。
そして、マクロビオティックの「無双原理」を大切にして、幸せにスマートな人生を歩むことを「むそう塾スタイル」と位置づけて、みんなで愉しく心地よい生き方を目指しています。
そのむそう塾スタイルの土台は、玄米ご飯を原則とする主食の存在を重要視することです。
主食をしっかりと体調に合わせたものにして、おかずは陰陽を考えた上で変化を楽しみます。
お料理を通して人生を哲学するマクロビオティックの考え方にピッタリ沿ったカリキュラムにしてあります。

では、ちょっとお料理の写真をご紹介しましょう。
最初は件の唐揚げです(笑)
写真では味も香りも伝わらないのが残念です。

鶏の唐揚げ むぞう塾

 
 

キャベツの千切りはこんなに細く、糸のように刻みます。
ふわっと軟らかくてウール玉のような食感です。
これは上級幸せコースのレベルです。

キャベツの千切り むぞう塾

 
 

次はお魚に行きましょうか。
むそう塾ではお魚を一尾おろすところから始めます。

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写真の彼女は左利きだったのですが、お箸の持ち方講座で右手にお箸を持つようになり、ついには包丁も右手で使うようになりました。
もちろん、桂むきも右手で剥きます

魚のおろし方 むぞう塾

 
 

鯵のお造りが出来ました!
どうですか? 素敵だと思いませんか?

鯵のお造り むぞう塾

 
 

アップにすると、こんなにもイキイキとした表情をしています。

鯵のお造り 2 むそう塾

 
 

ところで、お刺身は好きでも煮魚は苦手という人がいます。
それはきっと美味しい煮魚に出会っていないからですね。
むそう塾でお教えする煮魚は、そんな煮魚嫌いの人でも大絶賛で「うまい!」と唸ってもらえる美味しさです。
煮魚革命が多くのご家庭で起こりました。

カラスガレイの煮付け むぞう塾

 
 

ではいよいよ基本のこんなことあんなことに行きましょう。
むそう塾幸せコースの第一限目は糠漬けです。
健康になるための体の土台作りをするべく、腸を整えることを目的にしています。
そのために糠漬けを漬けられる人になってもらおうというものです。
この糠漬けでアトピーが改善した人も多いです。

糠漬け2 むぞう塾

 
 

試食の糠漬けに次々と手が伸びます。
どなたも糠漬けがお好きなのがよく分かります。

糠漬け1 むぞう塾

 
 

糠漬けがすんだら包丁砥ぎです。
包丁を砥いだことがない人も多く、なかなか感覚がつかめないのですが、最後の最後までお料理の仕上がりを左右するのが包丁の切れ味なので、絶対に譲れない重要な授業内容です。
これが出来ない人は単発講座でも救済しています。

包丁砥ぎ1 むぞう塾

 
 

包丁が仮に及第点の砥ぎになったとしても、包丁の持ち方が正しくなければ材料はきちんと切れません。
皆さんが苦手なのがこの引き切りの持ち方です。

包丁の持ち方 むぞう塾

 
 

そして、一定の厚みで切ることが一番難しいようです。
これが出来なければ材料の大きさや形が一定しないため、お料理にムラができて仕上がりが汚くまずくなります。
こうして左手の人差し指で倒せない人もかなりいて、現代人の包丁生活の貧弱さをうかがわせます。

人参の引き切り2

 
 

横から見た角度はこのくらいなのですが、この角度を保てない人が多いですね。
角度には重要な意味があります。

人参の引き切り3

 
 

そうそう。
左手がこんなふうに猫の手に出来ない人も多いです。
包丁の角度もさることながら、包丁と左指の接する部分が最高の重要センサーで、この感覚をつかめない人は最後まで薄く切ることも、安定して切ることもできません。

引き切り1 むそう塾

 
 

ここまで出来たらむそう塾名物の桂むきです。
桂むきは難易度が高いため、1か月間の投稿期間を定めて、「桂むき投稿」なるものをして、全員の技術の向上を目指します。
その結果、こんなに素敵な笑顔とともに練習の結果が報われることになります。

桂むき1むぞう塾

 
 

こんなに綺麗な桂むきを、ご家庭の三徳包丁で仕上げたと知ったら、プロは腰を抜かして驚くことでしょう。
現に京都の有次さんのかたもこの桂剥き投稿の記事を読んでくださっていて、ビックリされています。

桂むき むぞう塾

 
 

桂むきが出来るようになると、栗の皮むきもこんなふうに出来るようになるはずなのですが、出来ない場合はまだ桂むきを本当に理解していないことになります。

栗の皮むき むぞう塾

 
 

桂むきが出来るようになったら、この飾り切りも綺麗にできるはずなのですが、(;´д`)トホホ…なかたもおられます。
そんな人は栗と同じく面圧の解っていない人ですね。

飾り切り むそう塾

 
 

ところで、むそう塾には大事な授業として盛り付けの時間があります。
まずは盛り付けの理論をご説明するのですが、その奥深い内容に涙してしまった塾生さんもおられました。
感性の鋭いかただと思います。

盛り付け指導 むぞう塾

 
 

盛り付け理由に感動 むぞう塾

 
 

こんな盛り付けも楽しいですね。

盛り付け見本

 
 

お弁当の盛り込み方は、お皿に盛りつける場合と同じではいけません。
時間が経つことと、動くこと、さらに食中毒の危険性も考えなければなりません。
そんな注意点を踏まえて色々な形のお弁当箱で練習します。

お弁当の盛り込み むぞう塾

 
 

むそう塾は食べることばかりをしているわけではありません。
日本に伝わる伝統料理を大事にしつつも、食文化も大切にお伝えしたいと思っています。
その一つとして、日本人なら絶対にお箸は美しく持ってほしいです。
こんなふうにお箸の持ち方講座もしています。

お箸の持ち方 むぞう塾

 
 

かと思ったら、こんなふうにハレの日にふさわしいお寿司も作ります。
玄米ご飯のちらし寿司ですが、上に載っている動物性をもどき料理にすることはしません。
しっかりと陰陽バランスは取ってあるからです。
美味しくて玄米ご飯とは気づかずに一気食いしてしまう自称玄米嫌いさんもいます(笑)

玄米ちらし寿司

 
 

巻き寿司は白米でお教えしています。
見た目の美しさと伝統的な食文化を大切にしたいからです。
お土産やお礼に差し上げて先様に大喜びされた経験の持ち主も多いです。

巻き寿司 むぞう塾

 
 

この出汁巻き玉子の練習もむそう塾名物です。
難易度は高いのですが、マクロビオティックとは無関係の人が大喜びして下さるお料理の一つで、円滑な人間関係に一役かってくれた報告もたくさん届いています。
このふんわりした出汁巻き玉子が上の巻き寿司に入ります。
下の稲荷寿司と合わせて「助六寿司」にして、出勤するご主人に持たせる塾生さんもいるほど手際よくできる方法が中川式の凄いところです。

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この中川式稲荷寿司は玄米ご飯が中に入っているのですが、白米の稲荷寿司より美味しいので、玄米ご飯でお教えしているものです。
作り方は他の中川式料理と同様に実にシンプルなのですが、お味は抜群で、これ以上美味しい稲荷寿司ってあるのだろうかと思うほどです。
これも中川式玄米炊飯が出来てこそのお料理ですね。
基本はやっぱり玄米炊飯です。

玄米いなり寿司 むぞう塾

 
 

幸せコース、上級幸せコースともに、普段使いのお惣菜を中心にお伝えしています。
毎日食卓にあがるむそう塾メニューは、安心して食べられて美味しくて、ご主人たちにも大絶賛されています。
「お願いだからむそう塾でお料理を習って来てくれ」とご主人に懇願されたという逸話の持ち主もいらっしゃいます。
これは男性の味覚を大事にした味付けと材料の使い方だからですね。
このお料理も人気度が高いのですが、玄米ビーフンを使っているところがマクロビオティックの料理教室らしいところです。

あらめと玄米ビーフン むぞう塾

 
 

ところで、緊急を要するような体調の方がご家族におられる場合には、鉄火味噌の作り方をお教えしたり、胡麻塩の作り方もお教えしたり、あるいは医療と連携して食事面をサポートしたりしています。
それは決してマクロビオティックの名のもとに、西洋医学を否定することのないように配慮し、なおかつ東洋医学とも手を携えて、食事面の大切さをお伝えすることに心血を注いでいるからです。
病気を治すことを主眼とするのではなく、病気になりにくい暮らし方を心身両面から実現していくことを目指し、そのための生き方を「むそう塾スタイル」として実行しています。
この記事が少しでもむそう塾の動物性メニューのご理解の助けとなりましたら幸いです。

 

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コメント

  1. じゅん子 より:

    美風さん、こんにちは。

    拝読して、とても温かで幸せな気持ちになりました。
    自分の置かれている環境に感謝の思いでいっぱいです。
    素敵な記事をありがとうございました。

    • マクロ美風 より:

      じゅん子さん、こんばんは。

      陰陽落とし込み講座の最後にお伝えした「むそう塾スタイル」とは、こんな背景があって誕生したものです。
      みんなで「スマート」をモットーに、勢いのある人生を送りましょう。
      きっと人生が華やかになるはずです。

  2. 佳世子 より:

    こんにちは。
    本当に沢山の学びと喜びがあります。
    いつも、ありがとうございます。

    • マクロ美風 より:

      佳世子さん、こんばんは。

      切り方の部分は詳しく書きました。
      苦手な皆さんが多いので。
      この記事の趣旨からすると詳しすぎますけどね(^_-)

  3. てんこ より:

    美風さん、こんにちは。

    惜しげもなく(^^)むそう塾スタイルのご紹介ありがとうございます!

    >そして、マクロビオティックの「無双原理」を大切にして、幸せにスマートな人生を歩むことを「むそう塾スタイル」と位置づけて、みんなで愉しく心地よい生き方を目指しています。
    こんな生き方を一人一人実現することが世界平和への一番の近道なのではないでしょうか。

    動物性をいただくことに関しては私自身はあまり欲しくならないのですが、子供たちの欲求は上手に満たしてあげる必要を感じます。
    単純に食べてみたいという興味もありますし、皆と同じがよいという子供なりの気持ちもあります。
    何より単純に美味しいと感じるらしく、お肉料理を作った時の子供の喜びようったらありません。
    こんなに食べたがっているものを喜んで食べたら、体に毒になるとは思えないのです。
    もちろん食べ方の工夫は必要ですよね。
    その点、マクロビオティックの視点をむそう塾で教えていただいているので安心です。

    こうしてみると、むそう塾では幸せにいきるための指標みたいなものを伝えてくださっているのだと改めて分かります。
    どんどん自由で柔軟になって、世界が広がっていく感覚があるんです。

    記事を読んで、上級幸せコース熱が上がってきました〜。
    日々復習に励んでチャンスを待っています。

    • マクロ美風 より:

      てんこさん、こんばんは。

      >動物性をいただくことに関しては私自身はあまり欲しくならないのですが、子供たちの欲求は上手に満たしてあげる必要を感じます。

      私も動物性はそんなに欲しいとは思いません。
      中川さんのお料理はとにかく美味しいので、お野菜のおかずでも充分に満足してしまうのです。
      たま〜に外で動物性をいただく機会があると、すぐ「中川さんだったらこれをどんなお味に仕上げるのかなあ?」と思ってしまいます。
      また、動物性を食べた時より、お野菜を食べた後の方が体が楽だというのは日々実感しているところなので、マクロビオティックの考え方は間違いないと思います。

      しかし、お子さんはこれから食文化を身につけて行くわけですから、偏らずになんでも食べさせてあげるのが良いかと思います。
      そんな感じでもしっかりマクロビオティックの良さは伝えてあげることができると確信します。
      今はマクロビオティック二世の人達が明暗の生き方をされています。
      そんな先達の実践例も参考にしながら、私はマクロビオティックの純粋培養はしない方が良いように思っています。
      そんな思いもむそう塾スタイルに込めてあります。

      >どんどん自由で柔軟になって、世界が広がっていく感覚があるんです。

      わあ、それは良かったです!
      それが桜沢先生の伝えてくれたマクロビオティックの真の姿です。
      すべては無双原理のゆらぎの中で生きているのだから、ジタバタするのではなくて、大らかにゆったりとした気持ちで可能性を追求するのが無双原理を知る者の生き方だと思います。
      人生を愉しみましょう。

      なお、写真は載せませんでしたが、ラーメンやパスタや焼きうどんや餡かけうどんの果てまで、上級には麺類も多く登場します。
      忙しい時でもササッとできるお助けメニューが嬉しいですよ。
      ラーメンスープやおうどんの出汁も自分で作れるので、安心してお子さんに食べさせられます。
      お子さんもお母さんが作ってくれたラーメンなんて、飛び上がって喜んでくれるのではないでしょうか。
      あ、ついつい長話をしてしまいました(汗)

  4. 麗可 より:

    美風さん、こんにちわ
    大切な記事を有り難うございます

    間違ったマクロビオティックを実践していた私は、硬い玄米御飯で激痩せし、排除食で食事を楽しめなくなっていた所をむそう塾に救って頂きました
    今では食事の時間が楽しみで、食卓に笑顔が溢れ夫は外食したがらなくなりました
    本当に有り難うございました
    苦しんでいる多くの方が、この記事を読んで下さる事を願っています

    美風さんと中川さんの事が大好きです
    これからも、よろしくお願い致します

    • マクロ美風 より:

      麗可さん、こんばんは。

      本当に昔の麗可さんが嘘のようです。
      泣いてばかりいましたね。
      でも今は笑ってばかり(^^)
      私もそんな麗可さんになってくれたことが嬉しいです。

      >今では食事の時間が楽しみで、食卓に笑顔が溢れ夫は外食したがらなくなりました

      これが一番ですね。
      こんなご家庭を実現して欲しかったのです。
      麗可さんの日々の努力が実りましたね。
      頑張ってくださってありがとうございます。

      私も麗可さんのあっけらかんとした性格が大好きです。
      それにスピード感も。
      荒いスピードは・・・苦手ですが(;´∀`)

      • 麗可 より:

        美風さん、こんばんわ
        お返事有り難うございました

        ほんとうに、昔の私はまるで別人のようですね
        夫がこの記事を読んで、素晴らしいと感激していました

        なかなか荒っぽい所が直らなくてすみません
        スピード感はそのままで荒っぽさだけ頑張って直します
        これからも、よろしくお願い致します

        • マクロ美風 より:

          あら、麗可さんのご主人様も読んでくださったのね。
          嬉しいです。
          ご主人様にも大きな変化があって、ホッとしているんですよ。
          間接むそう塾生のようなご主人(笑)とともに、むそう塾スタイルを愉しみましょう。

          荒っぽさは時間をかけて直しましょう。
          待ってます。

  5. もかもか(69-5) より:

    美風さんこんにちは。愛クラスでお会いした先輩方が口々に「もかもかちゃん来
    年の幸せコース行くの?!」と尋ねて下さったのですが、その表情がどの先輩もとっても嬉しそうだったんです。「あぁ、幸せコースって、本当に幸せコースなんだなぁ~!」と思いました。

    美風さんが「排除したら排除されるのよ」とおっしゃっていたのがずっと胸に残っています。食という字の成り立ちからも、お食事のことで家族や友人との関係が悪くなるのはとっても悲しいことだと思います。私は仕事で毎日動物性を食べなければならない事にとてもストレスを感じていた時期がありました。

    むそう塾に出会って、マクロビオティック=制限食ではなく、生き方そのものなんだと教わり、グレーなイメージのマクロビが明るい光に変わりました。もっともっとむそう塾で学びたいです。これからもよろしくお願いいたします(^^)

    • マクロ美風 より:

      もかもかさん、こんばんは。

      >「あぁ、幸せコースって、本当に幸せコースなんだなぁ~!」と思いました。

      そうなんです。
      皆さんが本当に幸せを体感してくださいます。
      美味しいお料理にこれほどの力があるとは、正直言って私がビックリしています。
      中川さんはすでに知り抜いていて、想定内だったようですけどね(^^;)

      お仕事で毎日動物性を食べなければいけないのなら、ちゃんと毒消しをしておきましょうね。
      そして、汗をかくようにすることも効果的です。
      それからお食事の量を少し減らしたり、たまには抜くことも体への負担を軽減できて良い方法です。

      でもね、あなたの一番の強敵はストレスですね。
      これがなかなか手強いです。
      良い方法がありますので、実行してみることをおすすめします。
      ご希望ならその方法をメールでお送りします。

      マクロビオティックは愉しい考え方であって、決して人生が暗くなるものではありません。
      マクロビオティックをしていて、もし暗い気持ちやつらい気持ちになったら、それはマクロビオティックの解釈を間違えています。
      そんな時にはむそう塾の笑顔の仲間たちと交流してくださいね。
      きっと笑顔が復活することでしょう。
      これから、本当にマクロビオティックは素晴らしい考え方なんだと実感して下さる日が多くなることと思います。

      こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

      • もかもか(69-5) より:

        美風さんおはようございます。お返事をありがとうございました。
        毒消しと汗をかくこと、食事量の調節、意識します。体を動かすのは好きです(^^)
        ストレスと上手に付き合う方法でしょうか…ぜひやってみたいです。ご教授下さいm(__)m

        • マクロ美風 より:

          もかもかさん、おはようございます。

          >ストレスと上手に付き合う方法でしょうか…ぜひやってみたいです。

          いえ、あなたの中に巣食う不満の塊を除去するための方法です。
          これが出来たら玄米ご飯がもっと軟らかく炊けるようになると思います。
          メールをお送りします。

  6. おはる より:

    美風さん、こんにちは。
    記事をありがとうございます。
    何でも自由に楽しくいただけるようになって、
    本物のおいしさとバランスに出会ったことに感謝です。
    こんなにも奥深い世界、ありがとうございます。

    • マクロ美風 より:

      おはるさん、こんばんは。

      「体調と相談した上での自由にいただく」であることをお忘れなく。
      野放し状態の場合までマクロビオティックとは言いませんので、たがを外さないよう、よろしくお願いしますね。

      • おはる より:

        美風さん、ありがとうございます。
        大切にします、自分の身体。
        「むそう塾スタイル」歩んでいきたいです。

        • マクロ美風 より:

          おはるさん、おはようございます。

          私の息子も年月とともにアトピーが良くなって来ました。
          希望をもって頑張りましょう。

  7. 子象 より:

    美風さん、こんばんは。

    記事を拝読しながら、初めてむそう塾を知ったその日に愛クラスを申し込んだ時のことを思い出していました。
    あの時の選択が今につながっていることを心から感謝します。
    活き活きとしたお写真が記事を引き立てているなぁと思いました。
    素敵な記事とお写真をありがとうございました。

    • マクロ美風 より:

      子象さん、こんばんは。

      子象さんの中のおっさんがスピード申し込みにつながったんですね。
      その時のご縁をこうして長く紡いでくださっていることに、改めて感謝を申し上げます。
      ますますそのパイプを太くしましょう。

  8. あこ より:

    美風さん
    こんばんは。

    主婦のわたしがマクロビオテックに出会い動物性が殆ど出なくなった食卓。
    「今まで食べてきたのに急に食べない方がいいってどういうこと?
     お肉や魚も食べても病気もせずに大きくなったんだから、そんなのおかしいじゃない!」と娘達に言われた言葉はむそう塾に出会うまで重くのしかかってました。
    出会えて良かった。
    その一言に尽きます。

    • マクロ美風 より:

      あこさん、おはようございます。

      お子さんたちにしてみると、今まで良かったものが急に悪くなるのだから納得できませんよね。
      ご主人も同じかと思います。
      でも、ご家族の健康を思ってあこさんは頑張ったわけですが、そこがもう少し受け入れられる方法だと良いですよね。
      キーワードは「美味しい」にあったわけです。
      「な〜んだ」って感じですよね。
      中川さんが腕をふるって下さるおかげで、どれだけ多くの人たちが救われていることか。
      感謝しかありません。
      お嬢さんも一緒に笑顔で食卓が囲めて良かったですね。

  9. あけねー より:

    美風さん こんばんは。
    素晴らしい記事と美しい写真に目が釘付けです。

    マクロビオティックを知り、本格的に始めた頃が結婚時期と重なり
    むそう塾とご縁を頂くまで、主人には無理を強いてきたと思います。

    普段は何も言わずに私がやることを静かにサポートしてくれる主人が
    「むそう塾の何が良いって、動物性を極端に排除してないところだよね。結婚当初あなたの作るマクロビ食は正直厳しかったなぁ(笑)」と
    最近になって言われました(^_^;)

    むそう塾とご縁が無ければ、玄米御飯の大切さも陰陽のことも理解出来ずにいたと思います。
    美風さんと出会い、中川さんを知り、愛クラス、幸せコースそして上級コースで学べた軌跡を実感する日々です。
    ありがとうございます。

    • マクロ美風 より:

      あけねーさん、おはようございます。

      >結婚当初あなたの作るマクロビ食は正直厳しかったなぁ(笑)

      新婚だからこそ我慢して食べてくださったのですね(^^)
      でも、今は思い出として話してくれるようになって良かったです。
      むそう塾の良いところは、中川さんが男性だからこそ男性の好みや気持ちを理解できることだと思います。
      それがご主人たちの喜ぶ味につながっていて、つくづく陰陽を感じます。
      遠くから2年間京都まで通ってくださって、あけねーさんの熱いお気持ちを感じていました。
      ありがとうございます。
      子育てもこれからですから、一緒に陰陽を駆使して素敵な人生にしましょうね。

  10. ふみよ丸 より:

    美風さん、こんばんは。

    喜び ・ 希望 ・ 思いやり ・ 共感
    献身 ・ 調和 ・ 感謝 ・ 愛…

    それぞれのお写真や言葉から、
    こんな気持ちが溢れてきて、ウルウルしました。

    むそう塾に出会えたことに、
    今もずっと塾生でいられることに、
    感謝の気持ちでいっぱいです。

    • マクロ美風 より:

      ふみよ丸さん、おはようございます。

      私もこれらの写真を選ぶ段階で、たくさんの想い出が蘇ってきて、みんなの笑顔が重なりました。
      教室で交わした言葉、メールで交わした言葉、さらにそのお料理が生まれるまでの中川さんとのやり取りまでが蘇りました。
      そして、ふみよ丸さんが挙げてくださったキーワードのような想いを私も感じました。

      なんと言っても中川さんとの出会いが大きかったです。
      そして、中川さんが本気で取り組んでくださる人間関係を築けたことに改めて感謝しています。
      これからも中川さんと同じ京都の人として、響き合うお味をお楽しみください。
      そして、陰陽の旅も愉しみましょう。

  11. より:

    美風さん こんばんは。

    むそう塾スタイル、そしてこれから学べるお料理にワクワクしながら拝読しました。
    切り方も詳しくご紹介いただきありがとうございます。

    私も、「むそう塾はマクロビオティックの料理教室なのに、どうして鶏の唐揚げを教えるんだろう?」と思っていた一人ですが、むそう塾と出会って、こうでなければならないと自分で作っていた壁が少しづつ剥がれ楽になってきました。
    そして、家族と一緒にご飯を楽しくいただける時間がとっても幸せです。

    むそう塾と出会え、学べる環境に感謝の思いでいっぱいです。
    この環境を無駄にしないよう、学んでいきたいと思います。

    • マクロ美風 より:

      愛さん、おはようございます。

      >私も、「むそう塾はマクロビオティックの料理教室なのに、どうして鶏の唐揚げを教えるんだろう?」と思っていた一人ですが、

      いたいた、ここにも(笑)
      多いですね、こういう人。
      いえね、私の過去だって似たようなものです(;´Д`)
      だから当時、正食協会の月刊誌にちりめんじゃこを使ったお料理が載っていた時に疑問をもったくらいです。
      大森先生に教わっていたからそうなったのです。
      今ならもっと柔軟に受け取れますけどね。

      >家族と一緒にご飯を楽しくいただける時間がとっても幸せです。

      これなんです。
      むそう塾は家族の絆を一番優先してほしいと思っています。
      幸いにもマクロビオティックにご理解のあるご主人なので、これからも愛さんのお宅に笑顔が溢れるように頑張りましょう。

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