少食は命を救い精神性の向上につながります 食べ過ぎ厳禁!

福ZEN 中川善博

 

昨日の講座ではこんなに美味しい福ZENをいただきました。
この後に繰り広げられる超陽性な講座内容に合わせて、メニューや味付けも陰性を取り入れてサラッと軽い感じに仕上げてありました。
なんだか秋の高い空を思わせるスキップしたくなる軽やかさでした。
ところで、柚子の切り方で勉強になったことがあります。
なぜおろし柚子ではなく小さな小さなサイコロなのか?
なるほど〜。
それはやはり中川善博の品格あるお料理の世界の切り方でした。

なお、いつもこんなにたくさんの量のおかずをいただいては食べ過ぎです。
普段はこの半分位を目安としましょう。
おかずは少なければ少ないほど健康になります。
ちなみにこんな人もいます。
「青汁一杯で生活する 森美智代さんのお話」
この方の方法がすべての人に当てはまるわけではありませんが、少食にすればするほど健康に近づくのは事実です。
ですから、今何かしら体調不良を抱えておられるのなら、まずはおかずの量を減らすことから始めましょう。

それが出来たら次は主食の割合を増やすことです。
これによって精神の安定感を得ることができるようになります。
さらに、主食の種類を考慮して行くと安定感の度合が高まり、中心軸が出来ます。
もっと主食もおかずもシンプルにすると、勘が養われるようになります。
もう一つの感が備わるんですね。
楽しいでしょう?

天高く馬肥ゆる秋の季節ですが、肥えるのは馬だけにしておきましょう。
人間には大脳があるのですから、動物と同じではいけません。
人間らしい生き方をしましょう。

 

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コメント

  1. おはる より:

    美風さん、こんにちは。
    記事をありがとうございます。

    おかずの量を減らすこと、主食の割合を増やすことで得られる精神の安定、中心軸が、昨日の出汁巻きでの課題、「焦らずに。」に繋がるのでした。

    昨日の福ZENは、いただいた後、玉子を巻く気がいっぱいになりました。
    柚子もなぜ??と思う間もなく、おいしくいただきました^^;
    柚子の存在感を出すためかな?
    水分を出さないようにかな?と頭をひねってます。

    同じ陽でも、玉子でなくて、庖丁研ぎ、刻みの明日はどんな福ZENかなあ、と楽しみにしてます♪

    • マクロ美風 より:

      おはるさん、おはようございます。

      むそう塾生で中川さんのお料理を一番多く召し上がっているのはおはるさんかも知れません。
      そしてその後の心身の好調を体感しているのもおはるさんが一番多いかも知れません。
      体は正直に答えを教えてくれているので、あとは技術の習得あるのみですね。

      中川さんのお料理にはいつも理由があります。
      その方法に意味があるのです。
      私はそこに惹かれます。
      おはるさんもその辺のところを探ってみると陰陽が存在して面白いですよ。

  2. ふみよ丸 より:

    美風さん、こんにちは。

    食べることって、変えるのに少し時間がかかりますが、
    定着すると、ずっと継続して安定することを実感しています。
    それまで、上がり下がりの激しい心にばかり目を向けていたので、
    食べる量や物を変えることで、こんなに心身が安定するのだと、
    マクロビオティックに出会った幸せを、日々感じています。
    ありがとうございます。

    サイコロ柚子ですが、先日の福ZENにも登場していました。
    手綱蒟蒻を頂いた時、こんな感じでした。
    「あれ?いつもと味が違う。・・・・ うん? 柚子?」

    そう、柚子の存在感があまりなかったのです。

    おろし柚子であれば、目の前にお料理が来たとたん、
    その香りで柚子味を想像してしまい、食べた時の「うん♪?」という
    驚きと楽しみを味わえなかったと思います。

    記事を拝見し、他にも思い当たったのは、
    主菜をじゃませず、さりげなく引き立てる配慮
    柚子の細胞を出来る限り壊さない配慮
    などもかな?と思いました。

    中川さんのお料理の品格の高さを感じられる感性を、養いたいと切に思います。

    • マクロ美風 より:

      ふみよ丸さん、おはようございます。

      食べることは良い方にも悪い方にも習慣化して定着します。
      ですから、良い方に定着させれば健康に一歩近づいて、さらに精神のあり方も変化することはご理解できると思います。
      アップダウンの激しい心は、陰陽バランスの崩れた食生活も一因になります。
      マクロビオティックはそんな時には何を食べれば良いかを自分で知ることが出来て、とても頼もしい考え方です。

      中川さんのお料理は、目で見たときの楽しみ、口に含んだときの楽しみ、噛んで飲み込むときの楽しみ、そして翌日の体調での喜び、と何度でも幸せな気分に浸れるのが特長かと思います。
      さすがに京都の美味しいお味をご存知のふみよ丸さんは、中川さんのお味を理解されていますね。
      私はそれにつけ加えて、サイコロ柚子を噛んだときの感触も新鮮で、自己主張しない存在感を感じました。
      そもそも京都の文化がそんな感じですね。
      そんな奥ゆかしさが中川さんのお料理をいただくときの楽しみにもなっています。

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