筋肉の記憶が感情のコントロールを可能にします

筋肉ってお利口なんです。
体の動きを記憶してくれるんですよね。
だから、体で覚えることは筋肉が記憶するまで繰り返す必要があります。
もういいだろうなんて早々と止めてしまうと、あれ?
前には出来たはずなのに出来ない、なんてことはありませんか?
それは筋肉が記憶してくれていなかったんですね。

ということは、「1ヵ月間で覚えたものは10日間で忘れる」というのも頷けます。
桂剥きで頑張った皆様、どうぞこの言葉をお忘れなく。

ところで、筋肉は動きだけでなく感情も記憶するんです。
姿勢を変えると気分が変わりますよね?
それは使われる筋肉の場所が変わることにもよりますが、筋肉が記憶している感情も別のものが引き出されるからなのです。

だから私は家事をするとき、静と動の作業を交互にこなします。
分かりやすくいうと、動く作業と静かな作業、立つ作業と座る作業などです。
(これって実は、マクロビオティックの陰陽なんですね。)
そうすることによって、休憩なしで次々と仕事をこなせます。
筋肉の記憶が異なる場所を使うので、気分転換になって効率が上がります。

これは突き詰めると、姿勢を変えながら感情をコントロールすることになります。
もしあなたが感情の起伏が激しい人なら、姿勢をこまめに変えることによって、感情を安定に導くことも可能です。
だから私はいつも、「悩み事がある時には体を動かしなさい」というのです。
頭だけで生きないで、筋肉のお世話にもなる生き方。
ぜひお試しを!

 

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元気の出るビタミンカラーです。
心身ともに健康であるためにも、緑黄色野菜を上手に取り入れましょう。

 

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コメント

  1. みーま より:

    こんにちは。仕事が座りっぱなし考えっぱなしなので、仕事で煮詰まったら家事をしたり、狂ったように(笑)運動したりしてバランスを取っています。よい言い回しが思い浮かばなくても、家事等で家の中を一回りしてくるとスッと思いついたりするのは不思議ですね。勉強ではさしずめ、「数学の勉強に飽きたら間に社会を挟む」みたいなものでしょうか。
    くよくよ悩む人ほど運動嫌いが多いのはおもしろい傾向です。

    • マクロ美風 より:

      みーまさん、こんばんは。

      私もみーまさんと同じように、仕事の合間に家事をします。
      言い換えると、家事は仕事の気分転換ですね。
      昔から思うのですが、デキル男は家事(料理も)をなかなか上手にこなす人が多くて、それも楽しんでいる印象があるのです。
      あれはきっと気分転換が上手で、それが良い仕事につながっていたんだと思います。

      体を動かすと必ずといっていいほどヒラメキがありますね。
      滞っていた血液が流れるかのように。
      私の場合は、一番発想が出てくるのが入浴です。
      ブログのネタが次々と出てくるのですが、記事を書くのが追いつかないです(残念)

  2. おはる より:

    美風さん、おはようございます。
    筋肉が感情を記憶してる、なるほど!と頷きました。
    普段と違う動きをすると、新しい世界が開けたり、新たな感情が溢れ出たり。
    凝り固まってた自分に、はっ。と気づいたり。
    心も全身で感じ、生きてるんですね!
    折しも今の私にとって、タイムリーなお話です。
    もっともっと、開放して、循環させよう、と思いました。
    ありがとうございます。

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