庖丁の切れ味は人生の切れ味

庖丁の切れ味はお料理にとても大きな影響を与えます。
庖丁が切れるようになっただけで、今までのお料理が美味しくなったというご感想は、むそう塾では日常的なこととなっています。
ですから、むそう塾の幸せコースでは、庖丁砥ぎの授業から始めます。
そしてその後もずっと庖丁の研ぎ上がりをチェックしています。
放課後にはいつも誰かが「庖丁見てくださ?い」と言って中川さんの所に行きます。
私はそんなむそう塾生が大好きです。
便利だけに走らず、本物の生き方をしようと頑張ってくれるむそう塾生は宝物です。

写真の人参は鉄火味噌に使用するものです。
さいの目状に切られた人参は砂のような細かさです。
鉄火味噌にはこの他に蓮根や牛蒡も使われます。
材料が硬くなるほど切り方は難しくなりますので、だんだんスピードも落ちてきます。
しかし、スピードが落ちるとアクが出てきますので、手速く切り終えなければなりません。
とここまで書くと、陰性な人は「腸から陽性になる講座」に関心があっても、切り方に自信がないから申し込むのを止めようと思ってしまうのです。
面白いですね。
陰性だからこそ陽性が必要なのに。
陰性を打破するためには壁を越える勇気が必要です。

胡麻塩・鉄火味噌・金平牛蒡は、ともに陽性になるための代表的メニューですが、それは体調だけでなく思考や環境も陽性になってくれることを意味します。

陽性といってもきつい締め付ける陽性ではないので、下半身の安定した軽やかになれる陽性といったところでしょうか。
面白いことに、陰性な人は刻みは遅いのですが、鉄火味噌を焦がさないように炒めることは上手です。
これは弱火にしてしまう癖が良い方に転ぶんですね。
つくづく思います。
ああ、鉄火味噌が必要な人にはちゃんと上手に出来るようになっているんだなぁと。
絶妙なるバランスですね。
三品のお料理を仲間たちと一緒に作りながら、ご自分の陰陽を知り、対処方法を知り、とっても充実した一日になるこの講座は、実は庖丁の切れ味を思い知る一日でもあります。
庖丁の切れ味は人生の切れ味にもつながるなぁなんて、勝手に連想している私なのでした。

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コメント

  1. にょみ より:

    美風さん、こんばんは。
    お忙しい中、記事をUPして下さり、ありがとうございます。

    文章の中にでてくる「陰性な人」はまさに私のこと?!
    と思い、コメントさせていただきました。

    「腸から陽性講座」の内容を知った時、ぜひ受けたいと思うのと同時に、「私には技術的にも体力的にも難しいかもしれない」と同じように思っていました。自分で壁を作ってました。

    今回、講座の日程、申込受付の時間、すべてタイミングがあい、壁を超えることができました。自分に必要だから、引き寄せることができたのだろうと思います。

    しかし、包丁に対しての認識が全く甘かったです。
    講座の前から色々なアナウンスをして下さっていたのに、それを理解し生かし切れず、講座後もやったことのない包丁研ぎを後回しにするという。。
    今更ながら、お二人に対し申し訳なく、反省しています。

    包丁の切れ味は人生の切れ味。
    いつも自分が感じている、輪郭がくっきりとしないぼやけた感じ。なんとなく感じていました。
    まさに、それなのではと思いました。

    包丁を切れるようにして、出直します。
    壁をまずは越えたのだから、これからだと思っています。
    手のかかる塾生で、申し訳ありません。。

    シャキっと、パキッと、自分の意志で選び取る、
    そんな人生を目指したいです。

    長文、失礼いたしました。

  2. マクロ美風 より:

    にょみさん、こんばんは。

    いえいえ、陰性な人は沢山いますので、別ににょみさんと特定したわけではありませんよ(笑)
    にょみさんも陰性グループには入りますがね。

    にょみさんはまだ幸せコースを受講されていないので、庖丁に対する認識は普通なのではないでしょうか?
    多くの人がそれで疑問にも思っていないと思います。
    100円ショップにも庖丁が売っている反面、万単位の庖丁もあり、それぞれの選択肢で良いのだと思います。
    ただむそう塾では、「こんな考え方もあるよ~」という視点を「むそう塾スタイル」としてお届けしたいと思っています。
    もしそれを心地よく感じていただけたら、一緒に追求してみませんか?
    きっとワクワクする世界が待っていると思いますよ。
    人生はたった一度だから、楽しみましょう♪

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