本来のマクロビオティック


私は酢の物が大好物だった。
小さい時から好きだったらしく、母が作ってくれる酢の物の汁を一滴残らず飲み干していた。
でも、マクロビオティックを知ってからは、お酢は陰性だから、白砂糖が入っているからの理由で食卓から消えた。
結果としては消さなくても良かったのだけれど、当時の私のマクロビオティック知識は、陽性信仰が強かったからそのようになった。
ずっと愛用していた千鳥酢の代わりに梅酢が登場して、不思議な酸味を味わうことになった。
今はこうして外食の際に酢の物を頼めるようになったけれど、ここまでの道のりは長かった。
マクロビオティックに対する私の考え方は、体験をとおして刻々と変化し、マクロビオティックの指導者が伝えたかったこと、桜沢如一先生が言わんとしたことなどが、今はいっぱい私の中で整理されつつある。
もう少ししたら、その一部を皆さんにお伝え出来る日が来ることと思うが、マクロビオティックはやはり進化する必要があると思う。
受け売りの杓子定規のマクロビオティックではなく、あくまでも目の前にいる生きた人間に照準を合わせたマクロビオティック。
その照準を合わせるために陰陽のバランスをとることが本来のマクロビオティックであることを、今までもこれからも強く発信していきたい。
 

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