人工素材は避けましょう「家事アドバイス講座39」

【Ar(28−4)さん】
お片づけをご苦労様です。
ちょっとでも床置きを減らすとグンと景色が変わるでしょう?
すでに氣の流れを感じて、お花を飾りたくなったとのこと、素晴らしいですね?。
その調子で頑張りましょう。
そうそう、昨日のセーターもシックの中に女らしさがあってお似合いでした。
ネックレスもつけて、昔のArさんとは別人(失礼)でしたよ。
これからはピンクのスカートを目標にしてみましょう。
今まで着なかった色を着るのは楽しいものですよ♪
さてさて、物の定位置についてですが、まずは一人一箇所の原則を作ります。
ご主人の場所、息子さんの場所、お嬢さんの場所、Arさんの場所というふうにね。
その原則の場所は自分のお部屋があるのなら自分の部屋に、自分のお部屋がないのなら自分のコーナーを作ってそこに集中させます。
ですから、お嬢さんの週1回に使う新体操の道具は、もちろんお嬢さんの お部屋に置きます。
それから毎日使う通園バッグもお嬢さんのお部屋に置きます。
今は便利だからとリビングに置いてしまうでしょうが、それをするとけじめがつかなくなります。
リビングは家の中でもっともパブリックな場所ですから、個人色は極力減らしていきます。
そうでないと色々な色や形が混在して、永久にスッキリした空間にはなりません。
各人のお部屋を2階に作ると、いちいち物を取りに2階に上がるのがおっくうになって、ついつい身近な場所であるリビングに置きたくなるのです。
それが水平移動なら案外おっくうにならなくなります。
だから平屋建ての家が住みやすいというわけです。
家は広すぎるのも考えもので、憧れと現実はかなりかけ離れるのですよ?。
狭くても機能的にキュッと集中した間取りの方が住みやすいですね。
そんなことをイメージしながら定位置を決めてみましょう。
ただし、お嬢さんはまだお母さんのそばで遊びたい年齢ですから、遊び道具はリビングの一角にコーナーを作って、そこに集中させた方が良いですね。
次に個々のアドバイスですが、テレビの横にはテレビ用品以外は置きません。
隙間があるからといって、色鮮やかなものをテレビの横に置くのはご法度です。
洗面に必要な物なら洗面室に、おままごと用品なら絵本のそばのラックに置きましょう。
ピアノの下の絨毯は絵本の前でもOKです。
子供の遊びというのは、お片づけを終えるまでが遊びです。
ですから、引っ張り出したものは元の場所に返し、汚した所は綺麗にする方法を親が実際にお手本を示しながら教えます。
子供が出来るようになるまで何回も根気よく教えます。
もうお嬢さんの年齢なら十分にできますから、誘導してあげてください。
そして、散らかっていた光景が自分の手で綺麗に出来た感動と、それが気持ちのよい状態であることを身体で覚えさせるのです。
これがしつけというものです。それから写真を拝見していて、お子さん用の座卓が多すぎます。
遊び用の座卓は一つにして、低い椅子は処分しましょう。
遊びの時には椅子で姿勢を固定しない方が良いです。
次にリビングの書類の整理ですが、まずはその書類やファイルが本当に必要なのかどうかを検討してください。
おそらくは大半がもう不要になっているはずです。
本当に必要なものはすぐ現実化しますから、残しておく意味がありません。
お子様関係の書類も多いかと思いますが、それはお子様の成長に合わせて処分しましょう。
そうやって本当に残すべきものが決まったら、家具の検討に入ります。
なお、過渡的な方法として、本来はお子様のお部屋に移動すべき物を、1階の和室に全部移動してみてください。
和室が納戸のようになっても構いません。
その状態でリビングのスッキリ感を味わってみてください。
和室への移動が面倒なら、一気にお子さんの部屋に移動するのでも良いです。
お子さんは大人と違って2階への上り降りをそんなにおっくうに感じません。
ですからお子さんを上手に誘導して、自分の物は自分で取りに行く癖をつければ、結構2階に物を置いても抵抗なく日常生活を送れるようになります。
お母さんが取りに行こうとするとおっくうになるのです。
まずはサーッとお掃除がしやすい空間を作ってください。
そのためには物をあちらこちらに露出しないことです。
ですから、カラーボックスの仕様はやめましょう。
あなたのおうちの格にカラーボックスは似合いません。
カラーボックスは仮住まいの時の家具です。
それからプラスチック収納もやめましょう。
人工的な素材は氣の低下を招きます。
身につけるものも家具も天然素材が一番良い氣を発します。
本来のあなたのおうちは良い氣を発せる造りのはずです。
しかしそれを十分に活かしていません。
もっと家の格に見合った生活をしましょう。
器と中身がつり合うような生き方。
それが本当の粋というものです。

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コメント

  1. Ar(28-4) より:

    美風さん、こんにちは。
    お忙しい中、記事にして下さりありがとうございます。
    アクセサリー類など、仕事をして身なりをきちんとしていたときの物があります。
    ということは・・・いつから?(苦笑)これから、また新しいお洋服を楽しく着る事を想い浮かべながら、がんばります。

    本当にお恥ずかしい限りですが、私も美風さんに1から片付けを
    教えてもらっている子供の気分です。
    そして、平屋を建てればよかったと思っています。機能的な事を
    考えてみても、十分、今の1階の広さで生活が可能だと感じます。
    身につけるもの、家具、全て天然素材を。昨年も頂いたお言葉です。
    なのに、全てに行き渡っていないです。
    ベストなものが見つかるまでは、とりあえずこれでいいか。
    の「とりあえず」が出てきてしまう悪い癖。
    子供の頃は、転勤族だったので、良い家具を持たない主義の家でした。
    引越しのたびに吊り上げや、吊り下げ、長距離移動などで傷がついたり、
    置けるか置けないかもわからないという理由でした。
    でも、これも今の私には過去の話なので、言い訳です。

    書類もよく吟味します。
    「もしかしたら」「いつか」という言葉をNGとして整理に励みます。

    この家の良い氣を充分に引き出せる生活ができる住人になれるよう、粋という言葉が似合うように、片付けていきたいと
    想います。

    まだまだ、初歩的な質問が沢山出てくると思いますが、
    どうぞよろしくお願いいたします。

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