身体の声

よくマクロビオティックでは身体の声を聴きましょうと言います。
身体が発するサインを読み取ることを身体の声を聴くというのですが、その声には結構いい加減な声もあります。
都合の良い身体の声を聴いた結果がアルコールだったり、甘いものだったり、動物性だったり、冷たいものだったり、熱いものだったり、色々なケースがあります。
また、睡眠だったり、動くことだったり、外出だったり、それはあらゆることに身体の声は及びます。
しかし、日常生活でお料理に関して身体の声という時には、主に食材や料理方法を指します。
例えば蒸した南瓜を食べたいのか、揚げた南瓜を食べたいのか、焼いた南瓜を食べたいのか、煮た(炊いた)南瓜を食べたいのか。
それは塩味なのか甘い味なのか。
とまあ、こんな感じです。
あるいはお蕎麦を食べたいのかおうどんを食べたいのか、ということもあります。
食べ物に関しては実に多くの身体の声がありますが、いずれの点でも非常に重要なのは、食べ過ぎていると身体の声は感じ難くなるということです。
繊細な声を感じるために最も良い環境は断食状態の時です。
断食中、及び断食直後の身体の声は、意外なものに反応したり、驚くほど敏感になっています。
この時の身体の反応こそが身体の真の声であり、その声に近づきたいからこそ、常々食べ過ぎるのを戒めとするわけです。
このように、いつも満腹に食べている人は、なかなか身体の声を聴きにくいので、なるべくお食事の量が少なくても平気でいられる身体になってください。
そのためには胃袋の大きさを小さくして行くことからスタートします。
ぜひ今年こそお試しあれ。

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