私が結婚を決意した時

こちらの記事のコメント中、“るき”さんに対するお返事です。
長くなるので記事にさせていただきました。
私がある男性の存在が気になって決断を迷った時、次のような方法をとりました。
まず、相手の長所と欠点を箇条書きにするのです。
それから、自分の良いと思えるところと悪いと思えるところを箇条書きにするのです。
そうすると、自分のことが客観的に見えてきて、相手に要望ばかりしていることが明らかになって来ました。
申し訳ない。。。
それでも相手の欠点と思えることが減るわけではありません。
そこで、私との関係で私が個人的に嫌だと思うことを相手が直せるかどうか聞いてみたのです。
そうしたらいとも簡単に答えが帰って来ました。
すべてイエスです。
それで私はスッと気持ちが軽くなって、結婚することにしました。
今でもあの時のことは、真正面から話しておいて良かったと思います。
私の考え方と夫の考え方の相違点がはっきりして、以後何かを決める時にトラブルがないからです。
それに予測もかなり的確に出来ます。
*   *   *
私がなぜ上記の方法をとったのか?
それは、迷うということは、良い点と悪い点があるわけだから、良い点を増やせば解決出来るのではないかと考えたからです。
あるいは、悪い点が増えれば終止符が打てるとも考えられます。
それらを漠然と迷っていても時間の無駄のように思えて、スッキリと答えを出したかったからです。
私と夫の間には、燃え上がる炎のような恋愛感情があったわけではありません。
なんとなくちょっと存在が気になった程度かな。
二人が法律の勉強をしている時に知り合ったクラスメイトだったので、戦友という感じでした。
国家試験に向けてお互いに励まし合う仲間でした。
そしてお互いにどん底だったように思います。
結婚したとき夫は、「今は好きでなくてもいい。これから好きになってほしい。」と言っていました。
息子がもう小学生になっていた頃、夫に「どうして私と結婚したの?」と聞いたことがあります。
そうしたら夫は、「なんとなく波長が合ったからさ?」と言っていました。
そうか、波長だったのか。。。
私は夫を「信頼出来る人」だと思って結婚しました。
そこには恋とか愛とかいうより、人間性そのものだけを見ていたような気がします。
一生助け合える関係を築けるかどうか、ここが結婚の最大のポイントのように思います。

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コメント

  1. 51-3Ni より:

    美風さんこんばんは。
    結婚のお話ありがとうございます。

    私にとってはすごくタイムリーな話題でもあります。
    入籍が来年の2月に決まりました。

    結婚の決意!!みたいな強い気持ちはあまりないのですが、、。
    いつもいろいろ迷ってしまうのに今お付き合いしている人との結婚は不思議なくらい全然迷うことなく、即決でした。

    友人には思い切ったね。と言われますが、私の中では普通な流れなので、友人の意見を聞くとそうなのかなあとも後からちょっと不安に思ったりもします。

    私は相手に助けてもらってばかりのような気がして、本当ありがたいなと最近すごく思います。
    私も相手の力になれるように、ずっと助け合っていける関係を築いていきたいな思いました。

  2. Su 40-3 より:

    美風さん、こんばんは。

    このシリーズ?今の私にも心にとても響くものがありました^^このままゆくと、私もいよいよ…かもです。しかしながら、なんてタイムリーなんでしょう!!勇気をいただきました☆

    貴重な体験談を掲載いただき、心より感謝です。ありがとうございました。

  3. マクロ美風 より:

    Niさん、おはようございます。

    おお! ついに入籍の日取りが決まりましたか!
    あなたはおっとりとしていて、いつも笑顔を絶やさないので、案外心配することもなく幸せな人生を送れると思いますよ。
    芯には結構しっかりした意志をお持ちなので、お若いけれど落ち着いた家庭を築けると思います。
    意識して陽性を心がけるともっと良くなりますよ。
    おめでとう!

  4. マクロ美風 より:

    Suさん、おはようございます。

    あら、いよいよなんですね。
    それは素晴らしい!

    この記事は私の恥さらしですが、それでも私の歩んだ現実が何かの参考になるのならと思って書いてみました。
    人間って自分のことは良く分からないものですが、こうして少しでも客観的に見る工夫をすると、案外道は開けるんだなぁと思います。

  5. げんたろう より:

    どういう形で結婚するにしても最後の一文がポイントなのかな?と思うに至りました。
    なぜならそこが欠けていては、お互いに助け合う関係にならず、どちらかが依存するのを見てきたので。
    おかげさまで再認識出来たと思います。

  6. マクロ美風 より:

    げんたろうさん、おはようございます。

    「好き=信頼出来る」ではないんですよね。
    ここを錯覚して結婚すると悲しい思いをする場面があるように思います。
    そして、信頼できるからこそ助け合える関係が築けるのだとも思います。

  7. fujitamanegi より:

    夫の好きな面と嫌いな面を書き出したこと、あります。
    それを元に話し合いましたが、夫からは「変える気は全くない」という返事でした。
    夫と何故結婚したか?と考えてみたら、夫のことが好きだったとか信頼できるとかいう思いは無く、その当時とにかく家から出たかった、連れ出してくれる人なら誰でも良かったような気がします。私も狡かったんです。幸せなフリをしていれば、そのうち幸せになれると思っていたし。
    夫からは「あんたがマクロビオティックなんてやらなければ、まだ何とかなったのに」と言われました。だけど「何とかなる」で続く夫婦って、悲しいです。
    お互いに信頼や感謝の気持ちが無くなった。それはひどく辛くて苦しいですが、前に進むための一つの試練だと思っています。

    もう一人くらいは子ども、産みたいなぁ。出来るかなぁ。

  8. マクロ美風 より:

    fujitamanegiさん、こんにちは。

    あの頃のfujitamanegiさんは、家から距離を置きたがっていましたものね。
    そのような動機で結婚されるかたもいます。
    そして、そのような方は一歩進んで子供を作りたがらない人もいます。
    でも、fujitamanegiさんはお子さんを産んだし、これからもほしいと思われているのですから、すべては前向きに考えましょうね。

    ストイックな記事が並んでいた昔のことを思い出します。
    これからはいっぱいお子さんが答えを出してくれるでしょうから、広い目でマクロビオティックと歩めたらいいですね。
    笑顔でいられること。
    それが一番です。

  9. てんこ より:

    美風さん、こんにちは。

    私は元夫のうそが分かった時、もう二度とこの人を信頼できるようにならないだろうと思いました。
    そして、私に不信感を抱かれながら一緒に生活するのでは、相手の人生も不幸なものになってしまう。
    だから別れる事を決意したのでした。

    心から信頼できる人に出会って、共に人生を歩めたら素敵ですね。
    まずは自分が信頼に足る人間で在りたいものです。

  10. こっこ より:

    美風さん、こんにちは。

    私は結婚を迷うことはありませんでしたが、色々あって、続けるか、続けないかの決断を迫られました。
    それは、信頼できるか、できないかの決断でもありました。

    目の前に差し出されるのはこれまで信じてきたものが覆されるような現実ばかりでしたが、結局、私は信じる方を選びました。
    目の前の現実よりも、夫の人間性に対する信頼の方が強かったのだと思います。

    ハッピーエンドはまだですが、一年前よりも、世界は確実に明るく、希望の光に満ちています。

    これを乗り越えることができたら、一生助け合える関係に一歩近づけるかな。。。

  11. マクロ美風 より:

    てんこさん、こんにちは。

    相手の嘘によって信頼関係が崩れても、それでもなお結婚生活を維持する人もいますね。
    その場合は経済的な面での自立ができない場合と、相手にその嘘を上回る魅力がある場合だと思います。
    おそらくてんこさんはそのバランスの結果、お一人になる道を選ばれたのでしょう。

    人生は長いです。
    これからの出会いに期待しましょう。

  12. マクロ美風 より:

    こっこさん、こんにちは。

    よくありますよね。問題があっても一度は許す、あるいは信じることが。
    それはきっとご主人への愛情や信頼の深さがそうさせるのだと思います。
    それはそれで素晴らしいと思います。
    夫婦には雨の日も風の日も日照りの日もあるからです。

    >これを乗り越えることができたら、一生助け合える関係に一歩近づけるかな。。。

    1年ぶりのこっこさんに再会して、見違えるように輝いたお顔にビックリしました。
    きっとうまく行く!
    そう感じます!

  13. こっこ より:

    美風さん、お返事ありがとうございます。

    ここに至るまでには、夫の人間性を信頼すれば、自分の人間性を否定せざるを得なくなる、そんな葛藤がありました。

    でも、自分は何もわかっていなかったのだということを認め、一旦自分の信じてきたものを崩して、本当に信じたいもの、信じられるものを一つひとつ積み重ねよう、そう決めたとき、何かが変わりはじめた気がします。

    >きっとうまく行く!

    ありがとうございます!
    どんな結果も受け入れる、そう腹はくくりました。
    後は前に進むだけです^^

  14. マクロ美風 より:

    再びのコメント、ありがとうございます。

    >ここに至るまでには、夫の人間性を信頼すれば、自分の人間性を否定せざるを得なくなる、そんな葛藤がありました。

    あのね、まずは自分が折れてみるっていう方法があります。
    自分には非がなくても。
    それから、とにかく信じてみるっていう方法もあります。
    少し信じがたい部分が残っていても。

    その熱意に相手が反対のことを出来なくなってしまう作戦です。
    つまり、メデタシメデタシの方向に行くってことですね。
    これは人間的に大人の人なら可能で高等な戦術です。
    つまり忍耐勝ちみたいな面があるのですが、人を信じる喜びを経験できて良いものです。
    でも、白か黒かをはっきりさせたい人には向いていませんね。

    こっこさんはこの高等戦術に託したのですから、大人ですよね~。
    それであの清々しい笑顔になっていたのだと思います。
    後悔しないお顔でした。
    あの表情なら大丈夫!
    ご主人でも私でもついて行きたくなります!

  15. こっこ より:

    美風さん

    そ、そんな大それたことしてるつもりはなかったのです。。。恥ずかしい。

    非は、自分にもありましたから。
    それに、信じてバカをみるのも、私らしいかなって。

    >ご主人でも私でもついて行きたくなります!

    そういっていただけるに相応しい大人なええ女になります~! これからですが(笑)

    ありがとうございました!

  16. マクロ美風 より:

    こっこさん、こんばんは。

    疑うより信じる方が俄然気持ちが楽です。
    だから、ご自分のためにも信じる生活を続けたいですね。
    お幸せになってくれますように。

  17. こっこ より:

    美風さん、
    そうですね。自分自身のためにも、信じる人生を選びたかったのかもしれません。
    幸せにつながっていると信じて、信じる道を歩んでみます。
    ありがとうございました!

  18. マクロ美風 より:

    こっこさん、Twitterにもツイートをありがとうございます。
    では、これが最後のお返事になります。
    頑張ってください。
    むそう塾がついています!

  19. るき より:

    美風さん、こんばんは。
    別記事にしてくださり、ありがとうございます。

    私も美風さんにならって、自分の長所と短所を挙げてみました。
    すると…あはは(笑)
    客観的に見て彼女だったらどう?と思えることがありました。
    自分のことは棚に上げ、相手から想ってもらうことばかり考えているんだなあと、新発見でした。
    自分も直せるところは直さないと!と思っています。

    そして、一番心に残ったのが「信頼出来る人」という言葉です。
    ドキドキわくわくは楽しいですが、きっと花火みたいなものですね。
    もっと穏やかで充実した気持ちを感じれるかどうか。
    相手を助けたい、応援したい…
    そんな気持ちを二人で育んでいけたらと思います。

    とても参考になりました!
    うふふ、そして素敵だなあと思いました。
    ありがとうござます。

  20. マクロ美風 より:

    るきさん、こんばんは。

    >自分のことは棚に上げ、相手から想ってもらうことばかり考えているんだなあと、新発見でした。

    でしょう?
    そんなものです。
    多くの方はそれと似たりよったりだと思いますよ。

    >ドキドキわくわくは楽しいですが、きっと花火みたいなものですね。

    もちろん、恋をしている最中のあの甘くて切ない感情は大事なものです。
    あの感情が女性を美しくもするのです。
    でもね、それが一生続くかというと少し疑問です。
    多くの人は子供が生まれることによって、男と女の関係からお父さんとお母さんの関係に置き換わって行きます。
    そしてそこには胸ときめく毎日より、責任感と約束の繰り返しの生活が多くなります。
    さらに長い人生のどこかで、経済的にピンチになることも出てくるでしょう。
    そんな時に頼りになるのはお互いの信頼関係です。
    どうか最低の事態も想定して、その時でも乗り越えられる関係を維持出来るかどうかを視点に入れてお決めになるのがよろしいかと思います。

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