美味しさのレベル

中川さんがよく言われることですが、「口に美味しいと体に美味しいとは違う」ことについて少し書いてみます。

玄米投稿には投稿者が玄米ご飯を食べた感想を書いていただくのですが、単純に「美味しいです!」と書いてもパスポートレベルではありません。
それを召し上がった人のお通じに、つぶつぶがない状態が求められます。
とくに胃腸系の弱い人はこれが大きなウエイトを占めます。
何回も中川さんのアドバイスを受けながら、次第に体に美味しい玄米ご飯が炊き上がるようになります。
その玄米ご飯は、誤解を恐れずに言えば薬のような炊き上がりになっています。
ですから、それを召し上がった人の体調が好転して、色々と良い方向に進んでいくのは当然な気がします。
でも、薬という言葉を使うと薬事法違反になってしまうのですが、効果としてはそのような現象が起きています。
お医者さんは診察をして、その人の症状や体調に合わせたお薬を調剤しますよね。
中川式の玄米ご飯はそれと同じく、その人の体調や性格や諸々の環境を考えて炊き上がりまでを調整します。
ですからオーダーメイドなのです。
オーダーメイドだからこそ、画一的にレシピだけでお教え出来ないのです。
そこがとても残念なのですが、縁あって京都までお越しいただいた方々には、誠心誠意中川式に辿り着けるようアドバイスをさせていただいています。
お肉でもお魚でもお野菜でも「口に美味しい」お料理はたくさんあります。
それらがすべて「体にも美味しい」のであれば文句なしなのですが、なかなかそうは行きません。
残念ながら「口に美味しい」だけのレベルであるところがとても多いです。
マクロビオティックの陰陽を踏まえて、口に美味しいお料理を体に美味しいお料理に置き換えるところ。
それがむそう塾です。
明日から幸せコースでは煮物が始まります。
三種の煮物をとおして、おせち料理が作れる基本をお伝えします。
楽しみにしていてくださいね。
お持ち帰り用の密閉容器もお忘れなく。
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