マクロ美風泣く

12月6日(水)の「山村塾」(高松)に続いて、7日(木)は「マクロビ井戸端会議@松山」に参加して来ました。
6日(水)の朝は、睡眠時間1時間半で起床して、心をこめた玄米ご飯を炊きました。
そして、家族の朝食を作り、夫と子供のお弁当も作ってから、7時前に大急ぎで羽田へGO!。
             *    *    *    *
6日の昼間は、山村慎一郎先生の「山村塾」があり、夜は懇親会があるのですが、懇親会後、深?いお話をして、眠りについたのは翌7日の午前4時頃です。
7日は、6時ちょっと過ぎに目がさめて、起床。
あいにくの雨。
9時頃には高松を出発して、雨の中を一路松山へ。
たまさんが四駆のハンドルを握ります。
松山市内で道に迷い、12時ちょっと過ぎに、ようやく会場のお店に到着しました。
ヤレヤレ。
             *    *    *    *
松山の井戸端会議は、ちょっと変わったやり方です。
貸しスペースを借りて、おでんくんさんがお料理の腕をふるいました。
準備も後片付けも大変だったことでしょう。
だって、圧力釜から材料・調味料にいたるまで、すべて運び込まなければいけないのですから。
それでも、おでんくんさんは頑張ってくれました。
そして、見事なお料理を作ってくださいました。
デザートにいたるまで。
(詳しくは、たまさんのブログでご覧ください)
その美味しさに感心しながら、私は胸が一杯になりました。
だって、おでんくんさんは、本を片手に、一人ぽっちでマクロビオティック料理に挑戦して、このお料理を作るまでになったからです。
東京では、ともするとマクロビオティック料理もグルメの一つに位置づけられて、食べ歩きばかりしているお方もおります。
しかし、おでんくんさんは、しっかりとご自分の手でマクロビオティック料理を作り続けたところが見事です!
感動しました!
松山にはマクロビオティックのお料理教室もなく、マクロビオティックのレストランもなく、そうするより仕方がなかったとはいえ、その地道な努力には、本当に頭が下がりました。
と同時に、「マクロビオティックを学びたくても学ぶ場がない」地方にお住まいの方の気持ちを思うと、「何とかしなくてはいけない」と思います。
おでんくんさんは、ご縁があってこの秋から、高松のたまさんのお料理教室に通うことを、ご主人が認めて下さったそうです。
良かったね?、おでんくんさん。
幼い子供2人の面倒をみながら、「お料理が好き!」の一念で頑張っているおでんくんさんに、心から拍手を送りたいと思います。
            *    *    *    *
最後に、おでんくんさんが、「これを・・・」といって封筒を差し出しました。
??
「少しですが、マクロ美風さんの交通費の足しにしてください」と。
まったく考えてもみなかった展開に、「エー???」と思いました。
しかし、事前にみんなで打ち合わせをして、それを前提に参加費を決めたことを聞き、そのお気持ちに報いることも必要なのかなと思いました。
それで、「では、次回のために」ということで、お預かりして来ました。
ず?っと、ボランティアで参加してきた井戸端会議ですが、自然発生的にこのようなお気持ちを頂戴すると、本当に感謝の気持ちで一杯になりました。
感極まって、涙がボロッ。
           *    *    *    *
飛行機の中で想い出してもボロッ。
今、パソコンの前で想い出してもボロッ。
泣き虫マクロ美風になってしまいました。

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コメント

  1. Noko より:

    マクロ美風さん、よかったですね。
    記事を読んで、わたしも嬉しくなりました。
    四国は、2002年に八十八カ所を遍路で回りました。思い出深い土地です。(http://www016.upp.so-net.ne.jp/noko2/henro/henroindex.html)優しく、霊性の高い土地であると思います。
    おでんくんさんの話、地方で教室に通うこともせず(すごくがんばったらできるのかもしれませんけれど)本を片手に細々とマクロビオティックを実践しようとあがいている身には、ものすごく勇気づけられるものでした。それを伝えてくださるマクロ美風さんにも、感謝です。
    明日は、井戸端会議で知り合うことが叶った、chocoholicさんとデートです。札幌でも縁が、つながっていますよ。
    それでは、また。

  2. マクロ美風 より:

    Nokoさん、おはようございます。
    そうなんです。
    都会だからできて、地方だからできないことはないように思います。
    むしろ、都会の方が雑多な情報や現実に振り回されて、本物が見えにくくなって不便かも知れません。

    しかし、やはり地方には、学びにくさがあるのは現実です。
    北海道出身の私は、イヤというほどその現実に苦しめられましたから、よく分かります。
    でも、その恵まれない環境の中でも、精一杯頑張って自分のものにしたいと思うほど、マクロビオティックは素晴らしいものであり、応え得るものです。

    Nokoさんも、色々困難はおありでしょうが、ぜひ、諦めないでマクロビオティックを続けてみてください。
    必ずや、笑顔になれる日が来ますよ。
    もうすでに、Nokoさんの笑顔はとっても心地よくて、温かさを感じるのですが、さらにその笑顔が大輪の花のように、華麗になると思います。
    期待していますよ。

  3. 善右衛門 より:

    風さんこんばんは。
    おでんくんさん、聞きしにまさる素晴らしい方ですね。
    会いに行って良かったですな。
    自然発生的。 これが大事なんですね。
    これが「人の心」というものなのでしょう。
    勉強になりました。 

  4. おでんくん より:

    こんばんは。美風さんの記事を読んでいて私もまた泣いております。あの日、とても寒かったことを忘れさせるくらい素敵な一日でした。美風さんにた~くさんのパワーをいただけました。井戸端会議の朝オットが「今までやってきたこと、全部出し切るつもりでやっておいで。」と言ってくれました。主催者として至らない点があったこと、反省も多々ありますがそうやってみんなに成長させてもらっているな~と、感謝しています。本当にありがとうございました。今度は東京で・・・かしら。ふふ

  5. サニー より:

    こんにちは。

    私もこの記事を読ませていただいて胸がじーーんとしました。

    素晴らしいご縁ですね。

    私も先週、東京に行っておりましたがマクロビオティックという看板を掲げていらっしゃるレストランにも
    数件足を運ばせていただきました。

    その中には作り手のエナジー満タンのお店もあれば
    申し訳ないのですが私的にはそう感じなかったお店と色々でした。

    私も日本に居られる皆さんのブログや出版物などを片手にお力を借りながら
    上海で自分なりのマクロビオティックを
    楽しみながら実践していきたいと思います。

    美風さんをいつか上海に御呼び出来るように
    上海でも日々頑張りますね!

  6. くるくる より:

    美風さん、もらい泣き。。。しちゃいましたよ(涙)
    マクロの方々、皆暖かいです。やっぱりお食事が変わると、『人間』としての心がもどってくるんでしょうね。
    美風さん、素敵な日記をありがとうございます。

  7. stun より:

    目頭が熱くなりますね…
    いいスパイラルが、どんどんと全国に広まっていきますように…

  8. マクロ美風 より:

    善右衛門さん、本当に嬉しかったです。
    おでんくんさんの心が、とっても嬉しかったです。
    距離さえ近ければ、おでんくんさんに善右衛門さんの手ほどきもアリなのにねぇ。

  9. マクロ美風 より:

    おでんくんさん、お心遣いを本当にありがとうございました。
    とてもビックリすると同時に、心から感動しました。
    おでんくんさんのお気持ちは、一生忘れることがないでしょう。

    ところで、おでんくんさんのお料理は、素晴らしかったですよ~。
    お味、センス共に。
    地道に努力された結果なんだなぁと、つくづく感じました。
    その腕とセンスは、宝物ですね!
    将来が楽しみです♪

    それから、とっても笑顔の素敵なご主人様やお子さまにもお会いできて、嬉しかったです。
    幸せなご一家の表情を垣間見ることができて、バアヤはホッとしました。

    >今までやってきたこと、全部出し切るつもりでやっておいで。

    このような言葉で妻を送り出せるオットって、なかなかいませんよ~。
    ご主人様の深い愛情とご協力にも乾杯!

  10. マクロ美風 より:

    エーッ???
    サニーさん、日本にいらしてたの?
    う~~ん、お会いしたかったですぅ。。。
    忙し過ぎて、事前に情報をキャッチ出来なかったのが心残り。。。

    >私も日本に居られる皆さんのブログや出版物などを片手にお力を借りながら、上海で自分なりのマクロビオティックを、楽しみながら実践していきたいと思います。

    この文章を拝見して、涙が流れました。
    恵まれない環境の中でも、自分が求めていることを苦労しながらやり抜く生き方に、心から敬意を表します。
    人間の原点ですね。
    見習いたいです。

  11. マクロ美風 より:

    くるくるさん、もらい泣きしてくださってありがとうございます。
    素直な気持ちで、私も泣けましたよ~。
    こういう涙を流す機会を作ってくださったおでんくんさんに、心から感謝しています。
    本当に私は幸せ者です。

  12. マクロ美風 より:

    stunさん、こんばんは~。
    いやぁ~、嬉しかったですよ~。
    今想い出しても、やはり泣けます。

    1月にお会いできるのを、心から楽しみにしております。

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