タクシードライバーとマクロビオティック

私は、外に出かける時、なるべく電車を使っています。
たまに、タクシーを利用することがあるのですが、どういうわけか、タクシーの運転手さんとのお話で、盛り上がることが多いのです。


先日も、運転手さんとお話しをしていたら、「糖尿病でねぇ」と心配そうに言います。
そこで、玄米の話をしたところ、真剣に質問をしてくるので、こちらも真剣に答えてあげました。
そのうちに、目的地に着いたのですが、運転手さんは一生懸命にお話をするので、車内で20分ほど話したでしょうか。
すると、最後に涙を流しながら、「私は救われた、希望が持てた」と握手を求めてきました。
何だか、私も涙腺が刺激されて、「決して諦めないでください」と涙声で激励しました。
最後に、名刺の交換をして、後日、資料をお送りする約束をしてお別れしました。
          *    *    *    *
タクシーに乗って、マクロビオティックのお話をするのは、これで3回目です。
男性2名、女性1名でした。
いずれも、最後は涙で終わりました。
そして、いずれも、「糖尿病」でした。
「糖尿病」でも、タクシードライバーとして働いているのですが、彼らに共通していることは、「何をしても血糖値が下がらない」ということです。
そこに、考えもつかなかった「食事の見直し」で「治るかも知れない」と、希望を見出すのでしょうが、私には、一つの課題があります。
それは、タクシーの乗務は深夜が多く、食事の時間帯が標準的なパターンではないことです。
そんな彼らがマクロビオティックを実践するには、どんな方法がいいのか、私も頭を痛めます。
どんな職業の人でも、気軽に、普通に、美味しく、楽しくマクロビオティックが続けられるように、色々な方々と情報を交換して、マクロビオティック実践者を応援したいと、心から思いました。

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コメント

  1. macrobi papa より:

    過去、井戸端会議に出席するたびに、大きく成長して来れたように感じます。

    これがマクロビオティックがより広まっていくためのスパイラルになるよう期待します。

  2. マクロ美風 より:

    オッ!

    お帰りなさ~い☆

    お仕事、お疲れ様でした~。

    今回の井戸端会議は、日帰りなので、時間がたっぷりとれないけれど、中味を濃~くやれたらいいなぁと、思っています。

    papaさんは、落ち着けないけれど、papaさんだけのために「papa\'s井戸端会議」を思案中よ♪

  3. mio より:

    初めてコメントさせていただきます。

    今、北欧に住んでいて、少しずつ少しずつマクロビを実践しています。いつもマクロ美風さんのお話、参考にさせていただいています。

    タクシー運転手さんとは事情が違いますが、私もなかなかマクロビを実践しにくい環境にいるので、思わずタクシー運転手さんたちにいい方法があればいいなあ、と思ってコメントさせていただきました。

    マクロビの考え方に合っているのかどうか分かりませんが、マクロビのテイクアウトとか、玄米おにぎりのセットとか、手軽に買えるところが増えればいいのになあ、と思います。多少待っても、温かいお味噌汁と玄米おにぎりが手軽に食べられれば、忙しい人でも続けられるかも、などと素人考えですが、思いました。

    私が住んでいるところでは、veganの人が多いので、vegan用のものや、スーパーでもオーガニックものを結構売っているので、その点では困らないのですが、自国産の野菜が極端に少ないのが困っているところです。日本と売っている野菜も違いますし・・・調理法も、いつもワンパターンになってしまいます。寒いので、できるだけ煮物などを作るようにしていますが。

    私は、祖父が畜産(牛肉)をしていたので、小さい頃からお肉中心の食事をしていて、魚さえもあまり食べませんでした。そのためか、子供の時からニキビだらけの顔。それを救ってくれたのが、第一に温泉、そして第二に知り合いが作ってくれる手作りのアロマヒーリングクリーム、そして、マクロビです。マクロビは最近始めたのですが、マクロビを始めてから、新しいニキビが本当にできなくなりました。自分の体が少しずつ変わっていくのが分かります。

    だから、タクシー運転手の方々も、自分の体が変わることを実感できたらなあ、と思います。

    タクシー運転手の方々も、マクロ美風さんに出会うことができて、希望が持てて、きっととても幸せを感じているでしょうね。

  4. おでんくん より:

    タクシーの運転手さんをはじめ、過酷な労働をされている方は大変なんですね。マクロ美風さんのアドバイスの力はすごいですね。私も自身がアトピーだったので、小さなお子さんが痒そうにしているとなんとかマクロを教えることは出来ないかと思うことがあります。でも、きちんと説明できないのではと躊躇してしまいます。マクロをきちんと学んでいないので自身がもてません。いつかマクロ美風さんのように病気で困っている方にアドバイスができるようになりたいです。今は育児が優先ですが・・・

  5. 鍼美人 より:

    ドライバーさんの思いが マクロ美風さんを引き寄せ

    マクロ美風さんの思いが ドライバーさんの心を開かせたのでしょうね

    気持ちは『いつも両想い』だと 

    再認識させて頂きました

    ありがとうございました

    違う視点ですが

    (私自身は関係していると思っているので) 

    TBさせて頂きました

  6. ゆる より:

    こんにちは。

    いつもこちらのお話を楽しみにしています。

    美風さん、さすがですね。

    きっと思わず話さずにはいられないのだと思いました。

    きっとほかの方じゃダメなんですよね。

    偶然の出会いではなく、その方々にとって

    何かに導かれた出会いだったのですね。

    きっと、喜びの気持ちではじめられて

    いい気の巡りとなるような、そうなって欲しいです。

  7. マクロ美風 より:

    mioさん、こんにちは。

    お返事が遅くなってしまいました。

    北欧にお住まいなんですね。

    それでは、日本と事情が違いますよね。

    でも、veganの人が多いのは、意識の格差を感じますね。

    温泉とマクロビは、私も体験済みなので、その効果は実感しています。

    鬼に金棒って感じです。

    でも、現代は忙しい世の中なので、温泉で治す時間をとれない人が多くて、悲しいですね。

    タクシードライバーさんも含めて、みんながお食事をゆっくりとれる社会になるといいのになぁと、つくづく思います。

  8. マクロ美風 より:

    おでんくんさん、こんにちは。

    お返事が遅くなって、ごめんなさいね。

    いやぁ~、私のアドバイスの力ではなくて、先達の方たちが残してくれた“宝物”のお蔭だと思っています。

    私は、ただそれをオウム返しでお伝えしただけなんですよ。

    でも、病気をされている方へのアドバイスは難しいです。

    私はまだ、入り口にも立っていません。

    遠く、険しい道です。

  9. マクロ美風 より:

    鍼美人さん、こんにちは。

    お返事が遅くなって、申し訳ありません。

    睡眠時間、1時間半でも、間に合いませんでした(笑)

    なるほどねぇ、「両想い」って見方は確かにあるわねぇ。

    深い世界のお話で。

    たまたま、私がそのタクシーに乗ったことも含めて、すべて意味があるんですよねぇ。

    さすが、鍼美人さん。

    TBありがとうございました。

  10. マクロ美風 より:

    ゆるさん、こんにちは。

    お返事が遅くなってしまいましたね。

    睡眠時間を減らして頑張っていたのですが、追いつきませんでした。

    お許しを。

    何かに導かれた出会いがあるとしたら、その出会いを意義あるものにしたいなぁって、心から思います。

    私は、マクロビオティックを始めるようになってから、「出会い」というものを、とても大切に考えるようになりました。

    それを解説すると長くなるので、ここには書きませんが、「意味あるもの」として受け止めています。

    >いい気の巡り

    これは、とても大切ですね。

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