マクロビオティックの指導現場からシリーズ」カテゴリーアーカイブ

「勘違いマクロビオティックから笑顔の唐揚げへ」 本物の力

今まさにマクロビオティックを勘違いしている人がいらしたら、ぜひこの記事を読んでいただきたいです。
(といっても、当事者は勘違いしているなんて思っていない場合が多いのですが・・・。)
「勘違いマクロビオティックから笑顔の唐揚げへ」

この記事の中の「唐揚げ風」ってベジ唐揚げのことですが、マクロビオティックでの代表的なお料理に「車麩のカツ」があります。
グルテンフリーの面から考えたら、なんだか笑える気もします。
オール小麦粉ですからね。
かつてはむそう塾でも教えていたことがありましたが、途中からやめました。
体に及ぼす影響を考えて。

先月は上級幸せコースの授業で、地鶏の唐揚げをお教えしましたが、相変わらずご家族の反応が凄いです。
この中川式唐揚げを習うために上級幸せコースを目指した人もいるくらいです(笑)
動物性を摂るなら質の良いものを少量。
これはマクロビオティックのお約束事項です。




(中川式唐揚げ 料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)


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カテゴリー: マクロビオティックの指導現場からシリーズ, むそう塾の雰囲気(塾生の体験談を含む) | コメントする

娘へのお弁当を3年間作り終えて(2) 玄米ご飯をお弁当に

つむぎさんから「お弁当の想い出」の原稿「第2弾」が届きました。
玄米ご飯をお嬢さんのお弁当に入れたところ、拒否されてしまいました。
家では玄米ご飯を食べてくれるのに・・・。


<つむぎさんからの感想文> (1)はこちらから

『OBENTERS™とともに。娘へのお弁当作りを通して感じたこと』(2)

こうして始まった長女へのお弁当作りでしたが、投稿を続けるにあたってはいくつかの壁に突き当たることがありました。
まず一つ目の壁は「玄米ご飯」です。

お弁当を作り始めてすぐに「お弁当には白いご飯を入れて欲しい」「お弁当に入っている玄米ご飯はあまり好きじゃない」と娘から言われてしまったのです。
家では玄米ご飯を(保温ジャーに入っている温かい状態だと)食べるし、私自身のお弁当は玄米ご飯で投稿しているからいいかな、と娘:白米、私:玄米という二刀流(?)での投稿。
朝に二種類のご飯を炊くのは忙しい時もありましたが、玄米ご飯を持たせると残してくることも時々あって、それよりはきちんとご飯を食べてきて欲しいとの思いからそのようにしていました。

白いご飯での投稿が続いたある日
2014.4.15.
「娘さんは玄米ご飯は食べないのかな?」
と中川さん。

その後も
2014.4.17.
「お嬢ちゃんは玄米は食べないのかな?」
2014.4.30.
「お子様にも玄米ご飯を持たせましょう」
5月に入り、なんとか玄米ご飯で投稿すると
2014.5.1
「お、やっと玄米ご飯になりましたね。よかった」

でも、6月からやっぱり白いご飯に戻っています(しぶとい娘)。

2014.7.2.
この日は「ドライカレーでなんとか玄米ご飯食べてもらう」作戦。

そしてまた、白いご飯に逆戻り。

投稿することがだんだん苦しくなってきます。

その後、夏休みということもあって暫くの間 投稿をお休みしていました。
夏休みが終わって9月から投稿を再開したものの、まだ白いご飯です(相当しぶとい娘と強く押し切れない私)。
時々は玄米ご飯でお弁当を作っていましたが、2014.9.13.からついに投稿をお休みしてしまいます。

それまでの間も、投稿お休み期間中も、
「どうしてお弁当だと玄米ご飯を食べてくれないのか」と悩み、
「玄米ご飯は保温中ということにしておかずだけで投稿しちゃおうかな」とか、
「投稿するのは玄米ご飯にして、持たせる時に白いご飯にしちゃおうかな」とか
そんなことをちらっと考えたことも正直ありました。
でも、やっぱり、「美味しく炊いて美味しく食べてもらいたい。『お弁当でも美味しい玄米ご飯』を炊くしかない!」という気持ちで炊飯に向き合うほかありませんでした。

2014.11.10 お弁当の投稿を再開 。この日から玄米ご飯を入れています。
中川さんからのご指導は
「玄米ご飯もちゃんと炊けているので安心しました」

今回この原稿を書くにあたって当時の流れを振り返ってみたわけですが、玄米ご飯に対する中川さんの思いと、この日のコメントに改めてうるっとしてしまいました。

また、どういうことがきっかけでお弁当の玄米ご飯に抵抗が無くなったのか、この機会に長女にも尋ねてみました。
「はじめは『お弁当は白いご飯じゃないとやだ』…って言ってたけど、どうして玄米ご飯でも大丈夫になったの?」

すると、なんと娘の返事は、
「えっ? そうだったっけ? そんなこと言ってた?」
…はじめからずっと玄米ご飯をお弁当に持って行っていたと思っていたそうです。

これにはなんというか………笑ってしまいました!

今では中川さんにご飯を褒めていただくことも増えてきて
2016.12.13.のお弁当には
「主食を大事にしているあなたのことが大好きです」と。

言葉にならないほど嬉しくて、「わあ…どうしましょう」という感じでした。
これは、もう、しぶとく粘った娘に感謝するしかないなと思います。

苦しんだ日々があったお陰、と今なら言えます。

それに、以前のお弁当の画像を見返してみると、当時の玄米ご飯はちょっと食べづらそうと自分でも感じます。
娘の抵抗にもやはり理由はあったのだなと思うのです。

*   *   *

<マクロ美風より>

過去のおまとめから2014年5月1日の写真を探して来ました。



(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 つむぎさんのお弁当 2014.5.1

写真を中川さんにもう一度診断してもらったところ、50点とのことでした。
中川さんによると、冷めても美味しいのは52点くらいからということなので、その2点ほどの差をお嬢さんは感じとっていたのでしょう。
『お弁当でも美味しい玄米ご飯』を炊くしかない!
ここに行き着いたつむぎさんの判断は大正解だったわけです。

愛クラスを受講された方から、よく「中川さんの炊いた玄米ご飯は翌日になって冷たくても美味しいのでビックリしました。」というご感想をいただくことがありますが、それは当然のことながらお弁当にもピッタリということになります。
つむぎさんは、お嬢さんのお弁当のおかげで玄米炊飯の腕を上げましたね。


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カテゴリー: お弁当の想い出, マクロビオティックの指導現場からシリーズ | 2件のコメント

暮らし方を意識したら心が変わりました(育児中の体験談より)

25日から2017年度の受講費の納入が始まっているのですが、その受付完了メールをお送りしたところ、次のような嬉しいお返事がありました。
Kさんは今年の5月から幸せコースを受講されるのですが、妊娠中の2016年1月に愛クラスを受講されて、5月に出産されました。
とても陽性なかたで、玄米投稿の時にもその陽性さで苦労されたのですが、パスポートを取れた頃にはかなり変化をされました。
こちらの記事からもおわかりいただけると思います。

その後どうされたかなと思っていたのですが、こんなにも変化してくださって、ただただ嬉しかったです。
彼女は悪い陽性から良い陽性に変わりつつあって、その本気さに感動しました。
子育て中は陽性さんにはなにかとつらいですが、こうして前向きに頑張ってくれていることがとても嬉しいです。
変わりたいと思って変わっていける人って、決断力と実行力のある人です。
5月からKさんはさらに変化されることでしょう。

*   *   *

<Kさんからのメール>

美風さん

こんばんは
塾生番号93-4のKです
2017年度幸せコース受付のご連絡をありがとうございました

昨年12月にご連絡してすぐに土曜日クラスを開講してくださった時から、自分の中ではコースの受講がすでにはじまったような気持ちでいます

むそう塾のサイトやTwitterを読んで、今の自分でもできることから少しずつ生活に取り入れていっています

美風さんにご連絡するまでは「子育てで余裕がない」ことを言い訳にワンプレートにぐちゃぐちゃに盛った食事を掻き込んで食べていました
朝起きられないのも大変だから仕方がないと思っていました
主人をないがしろにするのも娘が最優先だから仕方がないと…

今は早起きをしてお弁当は朝つくったものを詰めて、食事は盛りつけたものを食べるようにしています

そうしているうちに以前よりも暮らしやすくなりました
素直に幸せだと思う時間がずっと増えました
むそう塾とのご縁のおかげで目が覚めました
本当にありがとうございます

まだまだ自分自身の問題は山積みですが、前向きに解決していきたいです
5月から幸せコースで学べることをとても楽しみにしています
どうぞよろしくお願いいたします

K

*   *   *

<マクロ美風からの返事に対するKさんのお返事>

美風さん

ありがとうございます!
むそう塾が公開されている情報はためになるものばかりで、いつも背中を押してもらっています

以前美風さんがTwitterで土井善晴さんの記事の具沢山のお味噌汁は逃げ、まずい料理を食べることはしんどいと書かれているのを見てはっとしました
具沢山のお味噌汁のお話は他のお料理教室でも何度か聞いたことがあり、私は自分の良いように解釈してしんどいときにそういった献立にしたことが何度もあります
でも、大変だから、しんどいからという気持ちで作った食事は幸せな食卓とはほど遠いものでした

「家庭料理だからこそ美味しくあれ」の記事を読んで、改めてむそう塾でお料理を習う機会を得られたことをとても幸運に思います
決して楽な道のりではないと覚悟していますが、精一杯がんばりますのでどうぞご指導お願いいたします

K

*   *   *

<マクロ美風より>

Kさん、メールをありがとうございました。
私は本当に嬉しかったです。
陽性なあなたが育児でお子さんと向き合うのは、本当につらいと思うからです。
でも、こうしてTwitterやブログの記事からご自身で行動を起こされて、心の変化を感じ取っていらっしゃることが素晴らしいと思いました。
なかなか出来ることではありません。

私がとても感心したのは、次の部分です。
美風さんにご連絡するまでは「子育てで余裕がない」ことを言い訳にワンプレートにぐちゃぐちゃに盛った食事を掻き込んで食べていました
今は早起きをしてお弁当は朝つくったものを詰めて、食事は盛りつけたものを食べるようにしています
そうしているうちに以前よりも暮らしやすくなりました
素直に幸せだと思う時間がずっと増えました

これはね、陰陽の秩序が調って来つつあるということなのです。
これこそがマクロビオティックの目指しているところであり、あなたはすでにそのことに気づき始めました。
日々の暮らしを陰陽を意識して調えることによって、グンと生きやすくなることを伝えているのがマクロビオティックなのです。
むそう塾はそれをお料理の切り口から伝えているわけです。
あなたは本当に素晴らしいですねぇ。
5月からさらに変化されるでしょうから、それを今から楽しみにしていますね。

ところで、具沢山のお味噌汁のことですが、単純に一つのお鍋に材料がいくつか入ったお味噌汁だと、それがおかずを兼ねることになるので便利だという解釈ですね。
けんちん汁みたいな感じでしょうか。
世の中の多くの人がマクロビオティックの陰陽を意識していませんので、そのようなことになるのでしょうが、マクロビオティックを知っている人はここで陰陽を考えてほしいです。

忙しいということは陽性になっています。
そういう時に具がたくさん入ったお味噌汁は陽性なので、美味しくないはずなんです。
そういう時にはむしろ具の少ない、でも美味しい、さら〜っとしたお味噌汁(又はおすまし)の方が体も心も喜ぶはずです。
でも、それだけではおかずがないと一般的には思われるでしょうが、「美味しい!」というおかずがあります。

本当に美味しいご飯、本当に美味しいお味噌汁、本当に美味しい糠漬け。
「本当に美味しい」とただそれだけも滿足する経験はありませんか?
満足って品数の多さではないので、忙しかったらこれだけでもいいじゃないですか。
もっと食べたければ海苔でも納豆でもいいのです。
これも本物をね。
育児も家事も忙しいです。
だから、「家庭料理だからこそ美味しくあれ」という記事になったのです。
5月からは本当に美味しい家庭料理を目指しましょう!




(教室の置き花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

教室にはいつもお花を絶やしません。
塾長の手で季節のお花がそっと飾ってあります。


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カテゴリー: 塾生さんのメールから心に響いたこと, マクロビオティックの指導現場からシリーズ, マクロビオティック料理教室 むそう塾, こころ・想い | 2件のコメント

2年4か月ぶりに生理が再開したむそう塾生の体験談

マクロビオティックを始めてから生理が止まる人はとても多いですね。
その理由はこのブログで何度も書いていますが、むそう塾では止まった生理が復活する人も多いです。
先日もむそう塾生のMさんから「2年4か月ぶりに生理が復活しました!」と嬉しい報告がありました。
まだお若い23歳なのですが、このくらいの年齢で生理が止まっている人も多いので、同じような体調の人の参考になるから文章を書いてほしいとお願いをしたところ、気持ちよく引き受けてくれました。
この文章がきっかけになって、同じ悩みの方が一人でも多く順調になってくれますように。


<Mさんの体験>

私は2014年9月あたりから生理が来なくなり、2017年1月に再開しました。約2年4か月ぶりでした。
今年の3月で24歳になるので、21歳の身体で生理が来なくなったのでした。
再開してみて1番に思うことは、『若い人は特に、主食のお米と動物性をもっとしっかり食べるべきだ』という事です。
毎月生理がきちんと来ている人でも、「果たしてその血液の質はどうなのだろうか?」という観点で読み、役立てていただけたらなと思います。

最初に、私なりに生理を復活させる要因になったと思うことを以下にまとめておきます。

・ケミカルな下着類はやめ、オーガニックコットンのものに変えた(2016年7月頃〜)
・炭水化物を抜くのを辞め、毎食主食をきちんと食べるようにした(2016年9月頃〜)
・消化吸収の良い玄米ご飯を食べるようになった(2016年10月頃〜)
・外食も母の手料理も心から美味しく楽しむようにした(2016年10月頃〜)
・OBENTERS™への参加によって、早寝早起き&昼食のバランスも良くなった(2016年11月頃〜)
・動物性を毎食摂るように心がけた(2016年11月頃〜)
・むそう塾でのアドバイスにより陽性(私の場合)を意識して暮らすようにした(2016年11月頃〜)
・自分自身の心の声にしっかりと耳を傾け、自分のために人生を生きようと決めた(2016年11月頃〜)

<生理が止まるまで>
2014年(当時大学4年)の5月に、ある料理教室に3ヶ月通ったことがきっかけで食の質を考えるようになりました。
その教室はマクロビオティックの考えをベースにしたお料理教室で、無農薬のお野菜と玄米、こだわった調味料でご飯を作り、野菜中心で身体の中から綺麗になりましょう、という教室でした。
動物性は否定しませんでしたが、抗生剤や飼料の問題などのマイナス面を教えていただき、大好きだったお肉に少し抵抗を感じるようになりました。
実際に家でも、自分で調味料やオーガニックの食材を取り揃えあまり動物性は摂らないようにしていたら、お通じも肌の調子も良くなり体重も少しずつ減り(適正体重内です)、感激していました。
それと同時に、自分の食事を完璧にしたいがために外食が楽しめなくなり、だんだん母の作ってくれる料理の食材や調味料も気になって、家で食べることがストレスに感じるようにもなっていきました。
もともと甘いものが大好きだったので、白砂糖はやめてもマクロビースイーツなどはしょっちゅう作って食べていました。これも良くない行為でした。

当時の私の頭の中は、「外食は身体に悪いものばかりだ」「野菜は無農薬でなければ」「調味料もオーガニックでなければ」「動物性は血液を汚すから出来るだけ食べないようにしなければ」「炭水化物は太るから控えよう」「白砂糖は食べてはダメだ」…などの制限ばかりでした。
そして通い始めてから約5ヶ月後の2014年9月に生理が止まりました。思えば生野菜中心な食事だった気がします。
いきなり動物性とお米を減らしすぎたのと、大好きだった食事がストレスになってしまったことが原因だと思っています。

一応言っておくと、私はこの料理教室に通ったことは全く後悔していませんし、出会えて本当に良かったと思っています。
この教室で食の大切さとお料理の楽しさに目覚めてなければ、今、こうしてむそう塾には出会えていなかったでしょう。
私の自己解釈により、先生が本当に伝えたいことを受け取れていなかった可能性もあります。正しく受け取れる器ができていなかったのです。
料理教室に関わらず自分が何かを教わる立場であるときは、「素直に受け取る心と翻弄されない軸」を持っているべきなのだと学んだ機会でもありました。良い経験です。

<むそう塾に出会うまで>
その後は、母に心配され婦人科に2回ほど通い薬で2回生理を来させました。しかし薬を使わずに自然に戻って来て欲しい気持ちが強かった私は、心配する母を横目に病院にも行かなくなりました。
オーガニックコットンの下着に替えたりして、「まあ、そのうち来るかな」と思いながら過ごしていましたが一向に来る気配がありませんでした。

2015年7月に、facebookでいいね!されていた麗可さんの100点弁当を発見し、あまりに美味しそうで衝撃を受け、むそう塾を知りました。
そして100点集を食い入るように見ました。トンカツや唐揚げにたっぷりの白米のような玄米ご飯。ただ純粋に「美味しそう。食べたい。」という気持ちがあることに気がつきました。
その後1年くらいは眺めているだけでしたが、ある時むそう塾のホームページの「むそう塾ができるまで」で、中川さんの過去のことを知り肺の奥の方がキュゥっとなりました。穏やかなお料理写真からは想像もつかない辛いものでした。
そして「主宰者紹介」のページでお二人がこのむそう塾にかける想いの大きさ・深さを感じて、この教室は中途半端な気持ちで受けてはいけないな、と思うと同時に「ここで料理のことも陰陽のことも健康のことも人生のこともすべて学びたい!」と強く思いました。
果たして今の自分は、お二人が伝えんとしていることを受け取れきれるだろうか?と、少し怖気付く気持ちもありました。

当初は京都という遠距離や、調理器具を揃えるお金のことを考えてなかなか申し込めなかったのですが、突然「あ、今行こう!」と2016年8月に決心しました。そして9月の愛クラスを受講しました。
陰陽について何の知識もありませんでしたが、美風さんのブログを読み漁っているうちに陰陽の世界に非常に惹かれていった感覚を今でも思い出します。
食だけではなく、人生までもが変わる予感がしたのです。
仕事や家族のことでモヤモヤしていたこともあり、この時はもう、生理が再開するのはおまけのような気持ちで生き方を根本的に変えたいと思っていました。

中川さんに出会い、美風さんに出会い、中川式玄米ご飯に出会い、私の思考と身体は少しずつ変わって行くのを実感しました。

中川さんの作るお料理の世界を垣間見て、今までの自分の料理は栄養面しか考えていなかったことに気付き、「料理というのはそれだけではない」ということに気付かされました。
主食の大切さ、家族と同じご飯を食べる大切さ、陰陽バランスの大切さ、食物の命をいただくということ、自分自身を生きる大切さ、たった一度の愛クラスでたくさんのことを学びました。
美風さんには個人的に人生相談にも乗っていただき、私の悩みもちっぽけに感じられるようになりました。

<昼食のバランスが整ったきっかけ>
2016年11月にお願いしてOBENTERS™ に参加させていただくようになりました。個人的にこれが生理の再開に大きく関係していると思います。
毎朝のお弁当を中川さんに見ていただき講評してもらうのですが、ご飯もおかずもその日の朝に作らなければなりません。
正直最初は「ヒェ〜」とひっくり返る勢いだったのですが、陰性な私は少しでも陽性な氣に触れておく必要があると思い参加しました。困難な方を選ぼう!と。
初期の頃、中川さんに
「禅宗のお坊さんが食べているようなおかずですね」
「若いあなたはもっと質の良い動物性を食べなければいけません」
「前夜外食したくらいで胃が疲れているようでは年寄りのようです  若者はもっとパワフルに!」
と言われ、自分には動物性(陽性のもの)がもっと必要だったのだ!という事実を知りハッとしました。
今までは、朝めいいっぱいまで寝て簡単におにぎりを握って持って行き、それをお昼に食べる。という生活だったので、それと比べてお昼ご飯のバランスがぐんっと良くなりました。

アドバイスを踏まえて、玄米ご飯200gくらいにお肉かお魚、青菜のお野菜、卵、糠漬を基本としたお弁当になりました。
このようなお昼になってから約2か月後にあっけなく再開しました。もう血液を出しても大丈夫な身体になったのだなぁと実感しました。
でもそれが普通の身体の状態なのですよね。今までが普通でなかったのです。
私はまだむそう塾で玄米ご飯と糠漬けしか教わっていませんが、家族の「本当に美味しい!」という声と笑顔を見ると、心がじんわり温かくなります。
特に玄米キライだった父が毎日美味い美味いと食べてくれるのは、何とも言えない幸福感が湧きあがります。
そんな温かい気持ちも、私を正常な身体へと一歩近付けたのかなと思います。

『むそう塾は人間塾』というのは本当です。だから、お料理を習いたいだけでなく本気で自分と向かい合いたいという人にも非常に良い場です。

美風さんは、「気持ちよく毎日を充実させて生きましょう。それが良いご縁を連れてきてくれますよ。」と私に仰ってくださいました。
その時、” 私たちの魂はこの世を生きてみたくて仕方がなくて生まれてきた “ という話をふと思い出しました。
そう考えると、魂を預かっている大事な入れ物であるこの身体のことをもっと大切にしようという気持ちが湧いてきます。
その頂いた身体を心地良く愛でてあげることが「気持ちよく毎日を充実させて生きる」ことにつながるのかなと思っています。

身体に何か不調がある方は知識だけでガチガチになった頭を解放してあげて、自分の身体の現状をよく知り対応してあげることが大切になってくると思います。
「少しくらい良くない食べ物が入ってしまってもそれを排出できる!」くらいの身体作りをしていくことがこれからの時代必要になってくるのと、そのくらい軽い気持ちで構えている方がストレスを抱えずに健康に生きやすい気がします。
こんな風に柔軟な捉え方に私を導いてくださったことと、大切な生理を復活させるまでの道を作ってくださったむそう塾に心から感謝しております。

私の経験が、生理が来なくて悩んでいる方の励みになりますように。

*   *   *

<マクロ美風より>

Mさん、素晴らしい文章をありがとうございました。
あなたは本当に能力の高い人ですねぇ。
これから社会経験を積んで行くと、頼りになる人になれると思いますよ。

では、あなたの文章を読ませていただいて感じたことを書いておきますね。
まず、【『若い人は特に、主食のお米と動物性をもっとしっかり食べるべきだ』という事です。】の部分ですが、これは陰性になっていたあなたの場合は当てはまりますが、すでに動物性を摂っている人には当てはまりませんので、むしろ、「主食のお米をしっかり食べて、スイーツを減らすべきだ」とされても良いかもしれません。

あなたがパスポートを取られたのは10月4日でしたから、そこから消化吸収力のある玄米ご飯の栄養が体に注ぎ込まれたと思います。
そして、その時から動物性も摂っておけば、12月には生理が再開されたと思いますが、それでも11月に動物性を摂り始めて1か月あまりで生理が来てくれましたね。
まずはホッとしました。
そして、次の文章に心から安堵しましたし、嬉しかったです。
特に玄米キライだった父が毎日美味い美味いと食べてくれるのは、何とも言えない幸福感が湧きあがります。
そんな温かい気持ちも、私を正常な身体へと一歩近付けたのかなと思います。

あなたの文章には、マクロビオティックに出会った人が陥りがちなことが随所に出てきます。
ですから、この記事を読んでくださった人は、「ああ、私と同じ そうそう」と思ってくださることでしょう。
そんなふうにご自分の体験が誰かの人生を変えるきっかけになれば嬉しいですね。

ところで、生理が来てくれたので、しばらく経ったらがむしゃらになって動物性を摂ることを意識しなくても大丈夫ですよ。
「陽性=動物性」と考えがちになりますが、植物性であっても料理方法で陽性にすることもできますので、その辺のことを5月から始まる幸せコースでしっかりと身につけられたら鬼に金棒になります。
今後のあなたの人生がどんなふうに変わっていくのか、今から楽しみにしていますよ。




(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 教室の置き花)


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ダイエットの低年齢化とマクロビオティックの誤解の現実

ダイエットの低年齢化については問題点が多々あるのですが、成長期には思考方法もまだ十分ではないので、後々尾を引く人もいらっしゃるようです。
その中のお一人Aさんも今、まさに尾を引いているのです。
人間って自分を変えるのは本当に大変なものですが、Aさんにはぜひ頑張って変わってほしいなと思います。
そうでないと、マクロビオティックに出会っていながら、本当の良さを味わえないことになるからです。
では、Aさんのメールを見てみましょう。


<Aさんからのメール>  抜粋

4日から、一人暮らしが再スタートしました。
お野菜は通販ではなく、野菜直売所やスーパーで買うことにしてます。

先日、お豆腐が安かったので買って食べたところ美味しくて、
再び小さなお豆腐の9パックセットを購入して、1つずつ3日連続で食べていました。
帰省中に動物性食材(特にお魚)をたくさん食べていたので、
5日から7日までの3日間、野菜とお豆腐か納豆、鰹節を少しいただく程度にしていました。
まだ冬休みで課題もあったので、しばらく部屋にこもる生活だったこともあり、
孤独感や無気力感がありました。
スマホやパソコンを意味もなく使用して、インスタグラムやネットサーフィンもしました。
食後は物足りないような感じがして、ナッツや芋などをほおばってしまいました。

今日の夕食には、食べきってしまったので玄米ご飯を炊いて食べ、お魚もいただきました。
お豆腐は今日いただきませんでした。
食後の物足りなさ、孤独感や無気力感がなく驚いています。
これは陰陽の力なのでしょうか。

体重はまだ34kg、体も貧相なままですが、
これといって息苦しさや動悸など「死にそう…!」ということもないので、
ついお魚やお肉や卵が数日なくても、玄米とお野菜の味噌汁があれば大丈夫かな、
体に負担もないようだしいいかな、と思ってしまいます。
しかし、やはり毎日動物性食品を食べたほうが良いのでしょうか。

まだまだ未熟者で申し訳ありません。
マクロビオティックをまだちゃんと理解できなくて…歯がゆい思いです。
よろしくお願いします。

*   *   *

<マクロ美風より>

文面からは、5〜7日の3日間は主食が白米だったのか、玄米だったのか分かりませんが、ここで問題なのはお豆腐です。
Aさんには召し上がってほしくない食べ物です。
マクロビオティックをする人の多くが大豆製品を摂りすぎる傾向にありますが、中でもお豆腐は陰性タイプの人にはおすすめしません。
Aさんがお豆腐をどのようにして召し上がったのか分かりませんが、せっかく陽性を取り入れてほしい時にお豆腐を9パック購入されたということに驚きました。
頭のどこかにお豆腐はヘルシーだという考えが居座っているのかもしれませんね。

私はマクロビオティックを知ってから5年間はお豆腐を一切口にしませんでした。
夏でも冷奴を食べませんでした。
私は陰性タイプだと思ったからです。
今ではたま〜にお味噌汁に入れますけどね。
でも、お豆腐は厳選します。
陽性な人ならこんなに気にしなくても大丈夫なのですが・・・。

>これといって息苦しさや動悸など「死にそう…!」ということもないので、

ああ、こんなことを基準に食べ物を決めないでください。
あなたはまだ34kgなのですから、まずは太ることを目指しましょう。
そして、止まっている生理を再開させることを目標にしなければなりません。
それから、朝もちゃんと起きられないのですから、そこも改善しなければなりません。
毎日動物性食品を摂るのが良いのかどうかは、体の反応をみて決めてくださいねと申し上げているのですが、ついつい動物性を避ける気持ちが働くようです。

一度マクロビオティックを動物性排除の視点でインプットしてしまうと、なかなかそこから脱出できない精神状態をよく物語っています。
動物性を排除しても、それに代わる陽性料理がないとAさんはまだまだ陰陽バランスが取れないので、お料理全体で陰陽を考えてほしいなと思います。
たとえ白米を食べていても、陰陽バランスが取れていれば良いのだし、玄米を食べていても陰陽バランスが取れていなければ偏りが生じることを知ってほしいです。

マクロビオティックとは人生を愉しく生きるための考え方なのですが、こうして排除の理論だけがクローズアップされて年若き人を洗脳してしまう誠に厄介なものとして広まってしまいました。
Aさんが早くそのことから脱出できて、本来の健康な大人になれるよう頑張ってほしいと思います。




(マクロビオティック京料理教室 むそう塾生 好さん作のお弁当 陰陽バランスが取れた良いお弁当です)


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