料理人 中川善博の陰陽料理」カテゴリーアーカイブ

「中川式鮎のパスタ」はソースまで美味しくて凄かった!

いつものことなのですが、外でお食事すると、むそう塾で教えているお料理の美味しさが凄いレベルであることを実感します。

昨日は中川さんのお誕生日だったので、某イタリア料理のお店に行ったのですが、やはり季節柄鮎を使ったお料理が出ました。
前日に「自由人コース2」で、中川さんの絶品鮎パスタ(ソースまで美味しくて美味しくて…)をいただいてしまったので、きっとそれに勝る美味しさのお料理は出ないだろうと予想していました。

やはり予想を裏切ることなく、あれこれ改善点のある鮎の使い方でした。
でも、一般的にはこれを美味しいと評価してくださるので、お店としては存続できるわけですが。

歩いて教室まで帰る道すがら、中川さんがパスタの食材のことで解説してくれました。
鮎の美味しさを極限まで引き出すためには、使わない方がよい食材が入っていたと。
それは香りの問題でもあります。
鮎は香魚ですからね。

たまたま今日、そのシェフさんが修業された本家のお店の動画を見ていたら、まったく同じ食材と切り方をしていました。
つまり、師匠と同じお料理を作っていたわけです。
シェフがこれでいいと信じて作っていたお料理は、もっと美味しくなる方法があったわけですね。

中川さん曰く、「京料理の修業をしていないと気づかないんだろうね」とのこと。
京料理の繊細で、そんなことまで気を配るのかと思うような工程には、美味しくするための手間や組み合わせが隠されていたのですね。

「自由人コース2および3」の皆さん、中川さんから習った「鮎のパスタ」は、どうぞ自信を持って作り続けてください。
他では食べられない美味しさですから。

 
 

(中川式鮎のパスタ 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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マグロとキムチがよく合って美味しい

今日は授業が終わって、布巾を干して、帰ろうと思ったら、中川さんが夕ご飯を作ってくれた。
中川さんがお刺身を切って、お吸い物を作って、精米と炊飯、お出汁とりは麗可ちゃんがしてくれた。

鉄分補給ということで、鮪が登場。
サササッと桂剥きをして、あっという間にお刺身が出来上がる。

 
 

 
 

下の写真は、鮪とキムチを和えたもの。
これがとても美味しかった。
ご飯にかけても美味しい。
キムチのある人は試してみてね。

 
 

 
 
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好き嫌いが多いのでむそう塾のお料理を食べてみたい うれしかったこと

9月23日に「第3回 京料理人中川善博の料理試食会」を開催するのですが、今朝お申し込みいただいたAさんが、備考欄に次のように記入してくださいました。

初めてむそう塾に伺います。好き嫌いが多いのですが、苦手な物でも、むそう塾でなら「がんばって食べてみよう」と想って、申し込むことにしました。今から、少しどきどきしています。よろしくお願いします。

備考欄にご記入があると、すごく嬉しいのですが、初めての方なので嬉しさは倍増です(^o^)
ああ、好き嫌いの多いかたなんだなあ。
もし嫌いなお料理が出たとして、それを美味しいと思えて召し上がってくださったら、私も嬉しいし、なによりご本人が一番嬉しいだろうなあと思います。

今までむそう塾には、好き嫌いのある人がいっぱい来られました。
でも、不思議なことに、嫌いなはずのお料理を笑顔で召し上がっていて、「これは美味しいです!」なんておっしゃるのです(^^)
面白いですね、好き嫌いって。

 
 

過去に一番多かったのは、「煮魚嫌い」ですね。
これは塾生さん本人のこともありますし、ご家族のこともあります。
しかし、むそう塾の幸せコースではお魚の授業があって、そこで煮魚を教えるのですが、これがすごく美味しくて、煮魚嫌いさんが消えていきます\(^o^)/

過去にもいくつか記事を書いているので、ご紹介しておきますね。

煮魚嫌いのご主人様が皮までペロリと完食! 2018.3.11
煮魚嫌いのお父様がペロッと食べた中川式の煮魚 陰陽って凄い! 2018.3.7
玄米の炊き方そしてカラスガレイの煮付けに感動した塾生さん 2017.3.8
食べ物の好き嫌いとマクロビオティック料理 2016.9.6
食べ物の好き嫌いとマクロビオティック 2016.8.21
家庭料理だからこそプロの技術を! 2016.6.24

 
 

今度の試食会では、煮魚を召し上がっていただくのもいいかなあ?
でも、嫌いな確率の高いものをお出しするのは失礼かなあ?

 
 

(カラスガレイの煮付け 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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むそう塾オリジナルの鉄火味噌が最高に美味しかった!

鉄火味噌の材料は、牛蒡・蓮根・人参・お味噌です。
陽性の食材と陽性のお味噌、それに火の陽性、時間の陽性を加えて、陽性の塊が出来上がります。

しかし、そこに筍を加えた新しい鉄火味噌が出来上がりました。
割合は企業秘密ですが、これがすこぶる美味しくて、私はお昼にご飯を食べすぎました(笑)

やさしい味と旨味が加わって、まさに「むそう塾オリジナルの鉄火味噌」です。
なるほどねぇ。陰性が加わるとここまで味が変わるのね。
これは陽性の人でも食べたくなってしまうだろうなあと、心から思いました。

筍の陰性がよい働きをする病気があるのですが、そういう病気でない人でも、この鉄火味噌を召し上がってみる価値があります。
本当におかずいらずの美味しさです。

筍があるうちは、せっせと作ってくれるそうです。
ぜひお試しを!

なお、お値段は通常の鉄火味噌より1,000円お高くなります。

 
 

(むそう塾オリジナル鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

(むそう塾オリジナル鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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「食べたもののようになる」のは本当です そして効果絶大です

塾生さんからのメールに、素敵な文章がありました。

料理は、工芸品とは違って美味しい瞬間、鮮やかな瞬間をずっとそのまま残しておくことはできなくて感動は一瞬。
でもその一瞬が五感と共に記憶に刻まれていくからまた食べたいと思う。
あぁ、和食って料理ってやっぱりいいなぁと心底思います。
そして、誰からでもない中川さんから学べるんだから!と、改めて思っています。

うんうん、と頷きながら読ませていただきました。
お料理というのはどんなに美味しくても、美しく作っても、食べてしまえばお終い。
その儚さを中川さんは、マクロビオティック指導者の久司道夫先生に問うたことがあります。
久司先生の答えにいたく納得して、今も美味しくて美しくて、健康になるためのお料理を作り続けてくれる中川さんがいます。

 
 

ところで、マクロビオティックでは「食べたもののようになる」という言い方をよくします。
これは栄養的には食べたものが血となり筋肉となって、肉体を支えてくれるわけですが、私は精神面への影響も大きいと思っています。

つまり、質が悪くて粗野に作られたものばかり口にしていると、その波動のようになります。
しかし、食材の質を考え、丁寧に作られたお料理からは、荒々しい波動は受けません。
食後感も爽やかです。

ですから、中川さんは外食するのを嫌います。
なかなかお眼鏡にかなうお店が少ないから。
そして、いい加減なお料理を食べて、舌がそれに慣れてしまうことを極力嫌います。

上質の味をキープするために、常に自分の五感を研ぎ澄ませておくということですね。
といいながらも、時々ジャンクなメニューを考案してくれるところが不思議ですが(笑)

 
 

これ、また食べたい(๑´ڡ`๑)
(食べると私も丸くなるかな?^^;)

(抹茶ぼうる 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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