こころ・想い」カテゴリーアーカイブ

塾生さんのお部屋探しあれこれ

目的地に早く着いたので、外のベンチで風に吹かれながら更新しましょうか。

昨日は塾生さんのおはるさんのお部屋探しのために金沢へ行ってきました。
サンダーバードに乗るのもとても久しぶりで、こんなに遠いところを丸15年以上も通ってくれているおはるさんに対して、自然に感謝の気持ちが湧いて来ました。
その熱い想いに報いるために、私に出来ることはなんでもしてあげたいと思いました。

人には得意と不得意があります。
なぜかAさんには得意なことでも、Bさんには苦手になってしまう場面はいっぱいありますね。
いや、それが自然というものであって、みんなが同じだったらむしろ不気味です。
ですから、ちょっと私が好きなことを、おはるさんは経験不足なようなので、私がしゃしゃり出てみました。

おはるさんは仕事中だったので、その間に私が不動産屋さんに行って、物件をいくつも見て回りました。
お昼の時間帯にはあちこちを歩き回り、土地による氣の変化も確認しました。
雪国なので、冬の降雪時のことはしっかり考えておかなければなりません。
あるところから、フッと空気の変化を感じました。
これ以上先には住まない方がいいなと思って、引き返しました。

 
 

15時頃からおはるさんと合流して、もう一度内覧です。
これがいいかなと絞り込んだ物件は、あいにく先客が契約にこぎつけてしまいました。
商談中でストップをかけておくのが不動産屋さんのするべきことなのですが、それを忘れていたようです。
しかし、私はそのとき「あ、これはこの物件を借りない方がよい」ということなんだと受け取りました。
おはるさんはがっかりしていましたが、私は「仕切り直しをしましょう」といってその不動産屋さんを後にしました。

その後、おはるさんとお食事をしながら、あれこれお引越しのことについて話をしました。
主に精神面のことです。
そして、帰路のサンダーバードに乗るやいなや、すぐパソコンを開いて検索です。
その検索は日をまわって朝まで続きました。
大胆に発想を変えて、おはるさんの希望とはまったく異なる場所の物件を提案してみました。
もちろん、その理由を詳しくメールにしたためました。

そして、おはるさんは今朝すぐ動いてくれました。
昨日のことがあったからこその行動力です。
内覧も済んで、おはるさんから借りることに決定した旨の連絡がありました。
陽当りも風通しもよくて、さらに眺望も楽しめる物件です。
遠くの山々を眺めると心が落ち着くはず。

ここでおはるさんが心穏やかな日々を過ごしてくれることを、母のような気持ちで願っています。

 
 

(気持ちの良い高松の空)

 
 
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人はどんな環境に身を置くかがとても重要

先日うれしいことがありました。
今はコースをお休みしている塾生さんに久しぶりにお会いしました。
その塾生さんの息子さんが幸せコースに通われているので、授業後教室までいらしてくれたのです。

そのお母さんが話してくれたことの一つに、息子さんのお部屋のことがありました。
「この前、息子の部屋に引っ越ししてから初めて行ったけど、すごーく気持ちがよくて、美風さんが窓を2方面にこだわったのがよくわかりました! 風通しがすごーくよかったんです!」。

そうなんです。
息子さんのお部屋探しのときは、あれこれ幸運が重なって東南角部屋の南向き、窓2方面の物件をゲット出来たのでした。
(そのときの話はこちらの記事にあります)
ですから、息子さんの住まいは大丈夫!
環境に文句なしです。

 
 

***

ところで、人は環境の影響を受けながら生きるので、自分をどんな環境に置くかはとても重要です。
それは住まいだけの問題ではなく、職場や人間関係において顕著に影響します。
多くの人が経験済みだと思うのですが、職場の同僚や上司とよい関係が築けるかどうかは、その人の環境の最たるものです。

よい環境に身を置けたらラッキー!
そうでない場合はかなりエネルギーを消耗することになりますし、場合によってはストレスで病を抱えてしまうような場合もあります。
ですから、自分の周りはベストの環境にして、心置きなく仕事や学業に没頭できるのが理想的です。

できれば自分と同じ波長の人がそばにいると落ち着きますね。
無駄なストレスが減ります。
「朱に交われば赤くなる」という言葉もあるように、環境の影響はジワジワとその人を染め上げていきます。

自分で出来ることは自分で整えて、余力があるなら環境をも変えてしまう意気込みで生きられると素敵ですね。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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明石市の林崎・松江海岸にて 塾生さんと癒やされた一日

今日、秘伝コース修了生(1期)のMさんに会うために、明石市の林崎・松江海岸に行ってきました。
同じく秘伝コース1期生のおはるちゃんも一緒です。
Mさんは仕事のことで変化があったので、気の許せる仲間と話す時間も必要かなと思ったのでした。

なにか生活に変化があったときには、こうして連絡をくれる塾生さんなので、まるで家族のような気持ちで接しています。
私の勝手な選択で、海の見えるカフェでランチをいただいて、食後は海岸でおだやかな波を見つめながら癒やされました。

海っていいですねぇ。
青空っていいですねぇ。

海を眺めていると、細かなことより、これからのことに氣が移るのが自覚できますね。
人生の大海原は、いろんな波を送ってきますが、私たちには陰陽の羅針盤があるから大丈夫です。
グイグイ進んで行きましょう。

 
 

(林崎・松江海岸にて)

 
 

ここは夕陽が美しいところだそうです。
今度は夕陽を眺めてみたいなと思いました。

あ、そうそう。
海の見えるカフェは、「no.13」(サーティーン)という名前です。
1階がカフェ&レストランで、2階が一日1組限定のホテルになっています。
今回はロケーション優先で選びました。

 
 
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父の死と金木犀の思い出 そしてマクロビオティック仲間 

人には心に残る花というのが一つや二つはあると思います。
私にとってのそんな花の一つは「金木犀」です。

春の沈丁花と同じで、金木犀は香りが強くてあまり好きではありませんでした。
存在感がありすぎて……。

あ、もしかしたら私は、存在感の強すぎるものが嫌いなのかもしれません。
つまり、陽性すぎるからです。
それだけ自分に陰性部分が多いんですね。

そんな私なので、今でも金木犀は「好き!」とは言えないのですが、想い出だけあります。
それは、2005年9月に父が亡くなってから、10月に伊豆の「こだま荘」に一人で泊まりに行ったときのこと。
露天風呂に漂う金木犀の香りが、強烈に印象に残っているのです。

そして、女将さんが色々気遣ってくださって、そのときのことが思い出されます。
金木犀のお茶を女将さんが淹れてくださって、ちょうど滞在していたマクロビオティック仲間(高桑智雄氏)と陰陽の話をしていました。
学びがいっぱいの貴重な時間で、金木犀の香りとともに忘れられない時間となりました。

父が亡くなってからもう18年も経つのに、金木犀を見るたびに伊豆の温泉を思い出します。

 
 

(金木犀 大阪の京橋にて)

 
 

金木犀に対して銀木犀の方は香りがきつくなくて控えめです。
庭に対で植えることもあるでしょう。紅白になりますからね。
どちらかというと、銀木犀の方が控えめで好きかなと思う私です。
ところで、金木犀は桂花茶(けいかちゃ)になるんですよね。

 
 
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整体や鍼灸の帰りに眠くなりませんか?

整体や鍼灸などで施術してもらうと、眠くなりますよね。
行くときは疲れていても、施術中に寝てしまったり、帰りの電車で爆睡したりする人は多いと思います。

人は体を冷やすより温めるほうが緩みます。
それと同じく、氣が補われていくと緩みます。
反対に氣が減っていくと体がこわばってきます。

とても疲れていたり、強い心配事があったりすると、体は緊張して寒さを寄せ付けるようになります。
徹夜明けのときって、なんとなく寒く感じませんか?
たった一晩でも体は敏感に反応しているのです。

 
 

そんな人でも、整体などで施術してもらったら、あら不思議!
体がフニャフニャになって、一気に眠くなりますよね。

それは、氣が注入されて、体が満足したから緩むのです。
もうお分かりですね。
氣は人間を健康にも不健康にもする力を持っているのです。

だから私は、いつも氣のことを記事に取り上げたり、教室でもお伝えしています。
「病は気から」と言いますが、本当に氣は重要なのです。

だから、氣の良い人や場所を選んで、良い氣の中で暮らしましょう。

 
 

(瀬戸内海 マリンライナーから西を望む)

 
 
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