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マクロビオティックの盲点

マクロビオティックには二つの大きな流れがあります。その二つの違いは主に塩分と油の摂取量にあります。どちらも体質に合っていれば最初は効果的なのですが、続けて行くうちに体調が今ひとつ本調子ではないと感じることがあります。そんな時にはその食べ方を改めるべく、むそう塾までご相談ください。

著しい偏食をするのがマクロビオティックではありません

マクロ美風のブログの方でもマクロビオティックの盲点に関する記事を書いております。

ぜひそちらもお読みくださいませ。

 

著しい偏食をするのがマクロビオティックではありません


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マクロビオティックでなくても牛乳は不要だね そして豆乳も

マクロビオティックを始めると真っ先に登場するのが動物性食品や白砂糖のことです。
それから牛乳や乳製品へと進み、排除食一辺倒になって行く傾向が強いです。

しかし、すべてを絶対悪い絶対良いと思い込むのではなく、自分の体質や体調と相談しながら取捨選択しましょう。
ブログで牛乳と豆乳のことを書いていますので、ご参考になさってください。

 

マクロビオティックに関係なく牛乳は不要なんだなって思えたこと

牛乳のかわりに豆乳を使っていませんか? マクロビオティックの人は要注意!

 

マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行 桜沢如一 むそう塾

 

マクロビオティックの陰陽がわかる本 日本CI協会発行)


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マクロビオティックは「肉や魚や砂糖を食べない食事法」ではありません

マクロビオティックを知らない人、あるいはマクロビオティックが嫌いな人に是非お読みいただきたい本があります。

もしかしたら、マクロビオティックってまずいお料理のことだと思っていませんか?

あるいは、すごく塩辛かったり、茶色一色だったり、反対にものすごく味が薄くて物足りなかったり、必ず最後によく分からないデザートがついたり、とにかく好きになれないという人が多いですね。

でも、それらはどれも本当のマクロビオティックではありません。

本当のマクロビオティックはもっと楽しくて、もっと健康的で、とにかく夢が膨らむ前向きな生き方を可能にする考え方なのです。

 

このたび、その考え方をとても解りやすく説明した本が出版されました。
中学生や高校生にもお読みいただきたいほど具体的な例が盛り込まれています。

多感な年齢でこの考え方を知ったなら、どんなに人生が輝いて面白くなることでしょう。

訳の分からない道徳の授業より、この本を副読本にして義務教育で教えてほしいくらいです。

そうしたら、夢や希望を持てる少年少女がたくさん増えて、いっぱい抱えている悩みや疑問が解消するのになあと思います。

私はマクロビオティックを知らない大人はもちろんのこと、未来の子どもたちのためにも素晴らしい本が出版されたと思っています。

 

本屋さんで平積みされている本だけが良書なのではありません。

案外目立たないところに真実はそっと存在しているのです。

テレビコマーシャルに毒された今だからこそ、多くの人が知らない存在から学ぶことは沢山あります。

 

 

<マクロビオティックは「肉や魚や砂糖を食べない食事法」ではありません。>

Facebookより転載開始

 

多くの人は勘違いしていると思うけど、マクロビオティックは「肉や魚や砂糖を食べない食事法」ではありません。

この世界を支える陰陽という二つのエネルギーを感得して、自分の人生の目的に応じた食を含めたライフスタイルをクリエイトする「生き方」の提案なのです。

だから、この本はマクロビオティックをやっていない人にも読んでもらいたい。
実際、この本にはあんまり「食」のことは出てきません(笑)

世界を「善悪」ではなく「陰陽」で見る。
この転換をするだけで、本当に人生が面白くなるんです。

ただ下記リンクでしか、今のところ手に入りません・・・。
せめてAmazonで買えるようになればいいのにな。

 
Lima Cooking School リマ・クッキングスクールさんの写真

日本CI協会から、マクロビオティックの実践者なら一冊は持っていたい陰陽入門書が発売されました!

 

Macrobiotique Guide BookⅡ
「マクロビオティックの陰陽がわかる本」

 

■発行:日本CI協会
■監修:陰陽研究会
■定価:本体600円+税

 

【内容紹介】
桜沢如一がまとめあげた無双原理の判断を、イラストを使ってわかりやすく楽しく現代版として解説しました。
形や味の陰陽や、山と海、玄米と白米の違いなど、それぞれの陰陽の見方のポイントを例にあげて説明しています。さらに日常の生活で体験できる陰陽体感マニュアル、日本人はなぜ集団行動が得意なの?などのQ&Aも盛り込み、相対的で多面的な視点から解説しています。
巻末には全国日本CI協会友の店を紹介。
このガイドブックで陰陽の面白さを感じてみませんか?
「マクロビオティックガイドブック」の姉妹本としてもご利用下さい。

 

【目次】
はじめに
プロローグ 陰陽のポーズからはじめてみよう!
第一章「陰陽の考え方」
マクロビオティックの陰陽ってなに?
宇宙の秩序ってなに?
無双原理ってなに?
陰陽の12の定理
第二章「陰陽のキホン」
陰陽のイロハ
陰陽の見方の5つのポイント
世界を陰陽で見てみよう
第三章「陰陽を感じてみよう」
陰陽体感マニュアル
陰陽おもしろQ&A
日本CI協会友の店
リマ・クッキングスクール 姉妹校のご案内

 

【購入方法】
■リマネットショップの通販で
http://lima-netshop.jp/SHOP/004779.html

 

■リマ池尻大橋店/リマ新宿店の店頭で
http://www.lima.co.jp/

 

転載終了


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マクロビオティックの人も要注意!「菜食はなぜ老けるか」

Facebookで吉冨信長氏がとても参考になる記事を書かれています。

理系畑の人らしく、説得力のある内容になっています。

「菜食はなぜ老けるか」というタイトルなのですが、かねがね私もそのことを感じていて、むそう塾でマクロビオティックをお伝えする時には、決して偏らない食べ方をするように指導しています。

吉冨氏の文章の中で、マクロビオティックの視点からみてとても大事なポイントがあります。それが下記の部分です。

 

奇跡の回復を遂げた患者は、心からこの治療食に感謝し、それを盲信するようになる。本来ならここで、今までの生活習慣を見直し、通常の食生活に戻ればよいのだが、菜食のおかげで健康になれたのだから、今後も菜食することで健康を保てるという錯覚を起こしてしまう。

 

病気からマクロビオティックに入った人は、圧倒的多数がこの流れになっています。

そして、いつしか偏りの弊害に悩まされることになります。

大事なことは、病気が快復した時点から少しの間にその偏った食事から理想的な食事に切り替えていける柔軟性を持つことです。

決して病気になる前の食事に戻るのではなく、陰陽バランスの取れた食事内容に移行することを指します。

なぜなら、体はいつも変化しているので、その変化にお食事もついていかなければ片手落ちだからです。

これが出来ていない人がほとんどですね。

 

今はファッション的にマクロビオティックを始める人も多いので、そういう人も似たような状態になりますが、この人達の多くは甘いものの摂り過ぎと塩分不足がネックになって体調不良を引き起こしています。

場合によっては油分不足のケースもあります。

そんな人の腸はもうメタメタで、軟便や下痢、あるいはお肌のトラブルも抱えています。反対に便秘の人もいます。

とにかく体力がありません。情けないほどです。
玄米ご飯の炊き方が悪いためにそれらの症状が出ている人もかなりいるのが現状です。

 

私がここで「マクロビオティックの盲点」として発信するようになった理由も、吉冨氏と同じような視点で現状をとらえていたからです。

偏ったマクロビオティックにならないために、ぜひバランスの取れた食生活をしてほしいと強く思います。

 

 

<吉冨信長氏の記事より>

 

<引用はじめ>

 

菜食はなぜ老けるか

 

マクロビオティック料理教室 むそう塾

この写真はFBのタイムラインで流れてきたものであるが、左の人は健康志向の厳格な菜食主義者、右の人は肉やバターそしてデザートを普通に食べる人のようで、どちらも同年齢ということである。もちろん、このようなネタは菜食への冷やかしや肉食至上主義的なアピールが根幹にあり、一例を大げさにとりあげて、注目をあびようとしているものであることは誰の目から見てもわかるだろう。

 

だからといって、この主張を完全否定できない。確かに菜食主義者で不健康な人が多いのも事実として見てきたからである。菜食主義者で多いのが、老化、しわ、色黒、やせ型または肥満型などの特徴である。しかし、彼らはほとんど自覚がない。むしろ健康的だと思っている。

 

菜食がなぜ老けるかを考える前に、なぜ彼らは菜食をはじめたのかを考える必要がある。

 

私は、巷でよく流行している〇〇〇食と〇〇〇ダイエットというものについて、その内容を参考にしても、基本的には信用していない。なぜなら、それらの提唱者の多くが「元病人」であるか、現在も疾患中の人だったりするからである。糖質制限などよい例である。

 

私は今まで病気をしたこともなく、アレルギーもアトピーもない。(虫歯の経験はある。)なぜそんな私がわざわざ大病を患った元病人が推奨する食事方法の話を聞いて実践する必要があるだろうか。むしろ逆である。現代社会において普通の食生活をしてきたにもかかわらず病気をほとんどしてこなかった健康な私にこそ、彼らは話を聞いてくるべきであり、参考にするべきである。

 

ジャンル・カルマンという122歳まで生きたフランス人女性はタバコ好きのヘビースモーカーであり、さらに甘いもの好きであった。しかし、そんなジャンルはほとんど病気もなく、フェンシングを85歳から始め、100歳まで自転車に乗っていたという。最後は老衰のために死去したが、大往生であったようだ。決してストイックにあらず、この近代社会を楽しんで生きていたジャンルの極意こそ、私は知りたいと思ったりもする。(長生きが目的や答えではないが。)

 

話しを戻すが、菜食者のほとんどがもちろん、もともと菜食をしていたのではなく、あることをきっかけにして菜食に入ったのである。それは宗教であったり、動物愛護であったり、さまざまである。特に多いきっかけは、比較的若い時に病気を患ったことに関係している。病気を患い、医者にも見放されてしまうと、当然人は絶望に陥る。それでも、生きる希望を持って、あきらめずに回復の探求に走った場合、ある食事療法に最終的にいきつくのであろう。

 

人は古来より植物を利用して病気に対抗してきた。薬草という言葉があるように、草、樹皮や果皮などを煎じて処方してきた。現代の病気は食生活や生活習慣が大きく起因しているとされ、ファーストフードや甘いお菓子などが原因にかかわっているとされる。特に欧米食への移行が病気をもたらしたとする風潮が根強い。そこで、食事指導者は不摂生な食事をやめさせ、ここで菜食をすすめるのだ。なぜなら、菜食であらゆる病気(がんなど)から回復したという実績をもっているからである。

 

植物は自分の成長や自分の防御のためにあらゆる植物栄養素や自然毒を保有している。これらの植物栄養素は人間にとって毒なものもあれば、偶然にして人間に良い薬理作用を施すものもある。薬理作用とはクスリの働きのことである。現代ではこの栄養素をフィトケミカルといっている。フィトケミカルは人間にとって必須栄養素でもなく、人間が生きていく上で必要な生理作用を施すものでもない。しかし、人間が不健康な時に薬理的に作用することがあるのだ。

 

人間の体から金属を排出させるキレート作用、酸化した部分を還元して細胞を蘇らせる抗酸化作用、腸における毒素を排泄させる水溶性食物繊維、イソチオシアネートのような有機硫黄化合物を利用した解毒作用など、フィトケミカルは人間が不調の時に体を正常に戻す働きがある。

 

菜食をすることで動物性のエネルギー摂取を控え、解毒や抗酸化に集中させる。そして、これらのフィトケミカルが汚れた体にうまく作用するのだ。また、植物性食品にはビタミンCが多く含まれているため、抗ガン作用なども働くことだろう。こうした薬理作用により患者は奇跡の回復をとげるのである。

 

奇跡の回復を遂げた患者は、心からこの治療食に感謝し、それを盲信するようになる。本来ならここで、今までの生活習慣を見直し、通常の食生活に戻ればよいのだが、菜食のおかげで健康になれたのだから、今後も菜食することで健康を保てるという錯覚を起こしてしまう。

 

そうするとどうなるか。健康体にとってフィトケミカルはかえって毒素のように働いてしまう。抗酸化作用があるとしてほとんどの人が盲信しているポリフェノールは、実はミネラル分の吸収を阻害する。フィチン酸は体の余計な金属をキレートする一方、常食すれば体に必要な金属までキレートしていく。植物ステロールは人間の体内にあるコレステロールをとってしまい、細胞の形成に大きな影響を及ぼしてしまう。同時にホルモン代謝にも影響を与え、ホルモンバランスが崩れる。界面活性作用のある豆類によく含まれるサポニン、常在菌を殺してしまうアリシンなどあげればキリがない。その他、いまだ同定できない微量成分が人間の体に悪さをしていることもよくある。

 

エネルギー源は糖質主体になり、低たんぱく・低脂質で、エネルギー効率が悪くなり、疲れやすく、老け込んでいく。エネルギー不足に陥り、体は糖質を必要以上に求め、次第に甘いものを求めるようになる。

 

食事でのタンパク源は大豆中心になり、脂質は植物油を求める。大豆にはフィチン酸をはじめとしたフィトケミカル、植物油は酸化による過酸化脂質の問題や微量成分の問題、そしてリノール酸摂取過剰になる。これらにより身体は慢性炎症および栄養不足になり、体調を崩していく。

 

また、消化不良の問題も出始める。過剰な不溶性食物繊維によって栄養吸収や代謝が悪くなり、便秘に陥ることもあるだろう。

 

以上、極端な事を書いてあるように思えるかもしれないが、現実ありえると思うし、何人かそういう人も見てきた。それはやり方が悪いからだと指摘する人もいるかもしれない。しかし、人間は宗教的政治的な介入があるまで、肉食で進化を遂げ、雑食で生きてきた歴史がある。

 

極端な菜食は人間の食性を考えればやはり不自然である。しかし、健康的で肌に色ツヤあって楽しく生きている菜食者もいるのも事実だ(虫歯のことまではわからないが)。それでもやはり不健康そうな菜食者も多いことも私は実感している。

 

フィトケミカルという薬理作用を下手に使うと、かえってあなたの体を害してしまうことになる。

 

<引用終わり>


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動物性を完全排除することがそもそもマクロビオティックではないことに気づくべきです

私は早い段階からマクロビオティックに疑問を抱いていました。

それは食べ物がそんなに偏って果たして大丈夫なんだろうかということでした。

しかし、試してみないで本を読んだだけでは意見をいう資格がないと思い、リマ・クッキングスクールに通ったのでした。

そしてその後の家族を含めた体の変化は決して悪いものではなく、むしろ喜ぶべき内容でした。

一番大きかったのは、物事を陰陽で考えるようになったことです。

このことは食べ物だけでなく、生き方や人間関係における複雑さを解決する糸口としてとても優れた視点となりました。

 

それまでの学校教育で習ったことの他に、もう一つ東洋的なものの見方や考え方が出来たことは、心に大きな柱が出来て強い生き方ができる自信にもなりました。

しかし、私自身はそれで調子よく暮らしていたのですが、全国に井戸端会議のために出かけると、そこにはむしろマクロビオティックの弊害に苦しむ人達がたくさんいる事実を知ってしまったのです。

それは徹底的に動物性を排除しようとするあまりに引き起こされた「心と体の不調」でした。

当時の私のブログタイトルは「マクロビオティックが楽しい♪」というものでしたが、地方でお会いする多くの人は「マクロビオティックが苦しい」のが現状だったのです。

 

その後「美風ゼミ」を経て、やはりマクロビオティックの駆け込み寺を作りたいと思って「むそう塾」が誕生したわけです。

ですから私は最初からマクロビオティックを受け売りで伝えるのではなく、必ず良い点と悪い点を伝えて来ました。

そして陰陽バランスこそがマクロビオティックの要であることも力説して、それに沿う講座を開催してきました。

コース授業の第1期生は原則としてベジ仕様でしたが、お魚の授業もあって、煮魚やお刺身の作り方もカリキュラムに入れました。

陰性に偏っている人がとても多いので、途中から一番出汁の取り方も教えたりして単発講座で対応しました。

 

それを踏まえて2期生からは動物性も積極的に教えるようになりました。

マクロビオティックの料理教室なのに、出汁巻き玉子が登場してビックリされたものです。

ちなみに、卵黄は陽性ですが、出汁巻き玉子は中庸の食べ物です。

食材の陰陽と料理方法の陰陽を知れば、鶏卵は動物性だからのひと言で排除するのはあまりにも現実的でないと思ったからです。

その理由は、世の中には鶏卵を食べてアレルギーになる人もいますが、圧倒的多数が鶏卵を食べても平気どころか元気になる人が多いのです。

そしてまた、卵焼きや茹で卵が大好きな人もとても多いのです。

それが証拠に卵料理のなんと多いことか。

その現実を無視してはならないと思ったのです。

 

それから、お肉やお魚が大好きで元気なお年寄りは多いのですが、完全玄米菜食で長寿番付に名を連ねた人はおりません。

(マクロビオティックが提唱されてからまだ70年余りなので、まだそこまで年齢が達していないこともあるでしょうが。)

ですから私は案外マクロビオティックをクールな目で見続けています。

それは陰陽バランスを説いたマクロビオティックだからこその視点にもなるわけです。

何事も偏りすぎれば揺り戻しが来ることは歴史が教えてくれています。

マクロビオティックはそれを陰陽で説明しただけですね。

 

そんなこんなを客観的に考えてみたら、決してマクロビオティックで著しく体調不良にならないと思うのです。

それは一部の盲信的(あるいは素直)な人が陥ったマクロビオティックの落とし穴であって、そこがマクロビオティックの一番の誤解の始まりだと思います。

桜沢如一氏の書物には動物性の問題点を書いた多くの文章はありますが、一方で動物性を使ったお料理もあったりして、弟子たちにすらその辺りが正しく伝わっていないことが分かります。

お魚の摂取についても末期には弟子たちの間で混乱が起きたまま解決することなく亡くなりました。

 

食べることは人間の体や精神に直結することでありながら、その伝え方は難しく、マクロビオティックの考え方をお料理を通じて伝えるのはフォローなしでは危険です。

それを痛感していますので、むそう塾は徹底したフォローをしながら少人数を対象として体温の感じる範囲でお伝えしています。

陰陽は塩加減・火加減・時間差などで刻々と変化するため、「その人にピッタリ」のお料理が一番美味しく感じることと、健康につながることを知っているからです。

 

でも、多くのマクロビオティック教室では充分なフォローなしで偏ったメニューを教えていますから、体調が今ひとつになってしまう人が増えるのです。

さらに、マクロビオティックの本だけを頼りに排除食を始めてしまうと、これまたとんでもなく体調不良になって入院騒ぎになってしまう場合もあります。

桜沢先生の時代にも桜沢先生の指導で体調不良になった人の後始末を任されてしまった医師の嘆きの文章も残されています。

桜沢先生は理想を打ち上げ、現場は医師に任された結果、死に至る人も出てしまったことがあるようで、それはアメリカでも同じことだったようです。(特に七号食が問題だったのです。)

 

それらの教訓をもとに、むそう塾ではあくまでも現場重視(その人重視)のマクロビオティックを伝えるために、孤軍奮闘しているのが日常なのですが、それにはとても時間が取られるので真似をする人は出てこないでしょう(笑)

しかし、マクロビオティック関連のサイトや出版物だけを見ていると、「動物性ダメ」みたいに受け取る人が多くて、次々と体調不良の人が今も生まれているのだと思います。

ここは総本山にしっかりと方向性を示していただきたいです。

現場は混乱しているのですから。

特に久司道夫先生亡き後は新しい動きがすでに出始めています。

 

ということで、東洋医学の原点である陰陽の視点で食べ物に関わり、それを料理方法で日常的に具現化出来るようお手伝いをしているのがむそう塾です。

そしてその先には体調の良い自分、健康で前向きに生きられる自分、そんな自己実現のお手伝いをしたいと思っています。

ですから、どこかのマクロビオティックが伝える世界平和より、もっともっと小さな最小単位の幸せと健康とに軸足を置いて、偏った思考や偏った食事でない現実的なマクロビオティックを愉しめたらいいなと思います。

 

みずみずしい出汁巻き玉子 マクロビオティック むそう塾

(中川式出汁巻き玉子 料理:陰陽京料理人  中川善博)

 

食べ物は「質」を最重要視しましょう。これに尽きます。


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動物性を摂らないことがマクロビオティックなのではない

実はマクロビオティックは禁じているものは何もないのです。
ただただ陰陽バランスを考えるだけなのですが、どうも「動物性禁止」というのが知られて、それが実践しやすいため色々な体調不良を招く要因になっているのです。
私はむしろ現代のマクロビオティックでは、①糖分を著しく減らし、②油脂の質と量を意識し、③ミネラルを積極的に摂取することで充分だと思っています。

糖分も油脂も現代では摂り過ぎの傾向にありますが、ミネラルは不足の傾向にあるからです。

 

①②③の偏りをなくして中庸ゾーンの食べ方をすることがマクロビオティックにほかなりません。

決して動物性を禁止しているのではなく、白砂糖だけを排除しているのでもなく、あくまでも自分の体と相談しながら「その時に食べたい(=体が必要とする)ものを食べる」のがマクロビオティックの食べ方なのです。
ですから、体が動物性を必要としている時にお野菜ばかり食べていたのでは体の声に応えていませんし、体が甘いものを求めていないのに癖で甘いものを食べることも体の声に応えていないことになります。

 

私がなんでこんなことを言うかというと、人は実に色々なタイプがいるからです。

そして体もまた100人100様で、食べ方に「これ!」という一元的な押し付けはできない現実を知っているからです。

朝からお肉を食べてもお魚を食べても元気な人はいっぱいいます。

反対にお肉を食べると消化に負担がかかって体調がイマイチという人もいます。

ですから、それらの個人差を踏まえることなく食べ方を画一的に拡めることは危険だといわざるを得ません。

 

マクロビオティックは食べた物が肉体に影響するだけでなく、精神にも影響することを教えてくれています。

食べ物というとすぐ栄養素だけで考えがちですが、陰陽という東洋的な考え方もあるんだよと言っているのがマクロビオティックです。

物の見方は何通りもありますが、陰陽で考えるととても解りやすいので、動物性を摂らないことがマクロビオティックだなんて誤った考え方をしないで、ぜひ人生を愉快に夢を実現する方向でマクロビオティックを愉しみましょう。

 

 

胡麻豆腐の生雲丹載せ マクロビオティック料理教室 むそう塾 中川善博

(胡麻豆腐 生雲丹載せ 本わさび 加減醤油 料理:陰陽京料理人  中川善博)


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自分は二人いる

自分というのもマクロビオティックの陰陽で考えると面白いですよね。
ふだん私たちは「つらい・苦しい」(陰性)と感じる心の自分が主流になりがちなのですが、実はもう一つの心を持った自分がいるのです。
それは「喜び・感謝」(陽性)の心をもった自分です。
その比率がとても大事で、陰性に傾けば幸せから遠のく人生になり、陽性に傾けば外からは不幸のように思えても、本人にとっては幸せに感じる人生になります。

 

まずはそこそこ中庸の自分を目標にしましょう。
そして、とてもつらい時にはぜひ喜びや感謝の心を増幅させましょう。
そんなことによって、不幸のどん底だと思えるような時でも、一筋の希望と感謝の心が芽生えてきます。

 

さて、あなたはどの辺にいらっしゃいますか?
いつももう一人の自分を忘れずに暮らしていますか?
こんなこともマクロビオティックの陰陽で考えられるのです。

マクロビオティックはお料理だけではないんですよ。

 

桃


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マクロビオティックの伝え方 むそう塾の場合

マクロビオティックの指導者であった久司道夫先生亡き後、すでに色々な動きが出ていますね。これからもさらにマクロビオティックを伝える教室が出来たり閉められたりすることでしょう。そして内容はさらにバラバラになるのだと思います。

かつて望診法の山村慎一郎先生がこんな話をされていたことがあります。「マクロビオティックは伝えている内容がバラバラだから、医学会のように定期的に学会を開いて、統一見解をまとめるようにした方がいいよね」と。もう10年前の話ですが、今はその時よりもっとバラバラになってきています。

 

ですから、初めてマクロビオティックに出会った人は、誰から教えてもらうかで大きく異なるマクロビオティックを始めることになります。現にその異なる指導によって体調を崩した人がむそう塾には次から次とあらわれます。マクロビオティックを始めたのに減塩をして、ご主人に味が薄いと嘆かれているご家庭も多いことでしょう。せめてお塩の正しい知識だけは確実に伝えてほしいものだと心底思います。なぜなら、それは体調に大きく影響するからです。

 

ところで、マクロビオティックは特別なものではなく、すでにこの社会(宇宙)に昔から存在していることを陰陽で説明しただけのことです。言い換えると、すでにあることを陰陽の視点から追認するということになりますね。ですからマクロビオティックを意識していなくても、大いにマクロビオティック的な生き方ができている人が沢山いるわけです。むしろ変に受け売りの陰陽知識をこねくり回している人の方が不自然に見えたりします。

 

マクロビオティックに限らず最近の傾向として、「すぐ答えを求める」というのがあります。自分で考えて答えを出そうとせず、正解だけを欲しがるんですね。ですから、それを与えてくれそうなメソッドやセミナーに群がる人が多いわけです。そこで得られないからといって次から次へとジプシーのようにカタカナ資格を渡り歩いている人も多いです。しかし、外から得るものはあってもそのままでは一過性のものになってしまいます。教えられたらすぐ実践しなければ自分のものになりません。そしてそれを継続するのです。

継続はこちらの記事でも書いたように、とても陽性な力となってみずから変化できるだけのエネルギーを生み出します。これが本当の力であり、お金で得た一過性の知識とは異なるところです。

 

ですから、むそう塾では塾生さんと離れていても、日夜メールや写真や動画やTwitterを使って双方向でタイムリーに実践のサポートをしています。お伝えしたマクロビオティックの考え方と料理技術が確実にその人のものとなって、幸せを自分の手で紡ぎだしていける力にまで育ててあげることが、マクロビオティックを伝える者のあり方だと思うからです。マクロビオティックの理念だけがひとり歩きしている昨今、むそう塾のような教室が一つくらいはあってもいいかなと思っています。

 

包丁砥ぎ マクロビオティック料理教室 むそう塾

(徹底的に包丁砥ぎを教えるのもむそう塾の特長です。)

 

包丁砥ぎ むそう塾

(包丁砥ぎは姿勢から指導が始まります。とても重要なことだから。)


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マクロビオティック不良のススメ(あえて毒を)

マクロビオティックを知ると、食べ物に神経質になって情報に振り回され、頭でっかちで身動きが取れない状態になる人がいます。もちろん食べ物を選ぶことは大切なことなのですが、人間関係を損なってまで押し通すのはどうかと思います。マクロビオティックのために夫婦仲がギクシャクしたり、友だち関係にヒビが入ったりする人も多く、マクロビオティック離婚なんていうのも結構ありました。むそう塾の玄米の炊き方講座に来られる人の中にもそういう人がおられますから、そんな時にはもっと考え方を柔軟にしてもらって、仕切り直しをおすすめしています。

 

ところで、いつも体のために良いものばかりを選んでいても病気になる人もいるし、大食漢で添加物なんてまったく気にしていなくても元気な人もいます。ちなみに私は空腹にコーヒーを飲もうものなら、すぐ胃の不調に見舞われるのですが、私の周りの男性たちは空腹にコーヒーを飲んでも涼しい顔をしています。きっと胃壁の質が著しく異なるのだと思いますが、こんなふうに人それぞれお顔が違うように、体の質も一人ひとり異なるのです。それはすでに離乳食の時にも現れますので、離乳食のコツは赤ちゃんのご機嫌と便が頼りですね。

 

私はマクロビオティックを知って食べ方に悩んでいる人に、時々不良のすすめをします。つまり、体に良い物ばかりを選んで食べていると、体にとって過保護な状態になるので、ちょっとよろしくない物を口にすると大袈裟な反応を体がすることがあるからです。それを良いことだと受け止める人もいますが、私はある意味で困ったことだと思っています。それはサバイバルな時には命をつなぐために何でも口にしなければいけない時があるからです。そんな時には体の拒絶反応で苦しむのではなく、体が著しい毒は毒と認識していち早く体外に排出をする弾力を持っている方が健康体だと思うのです。

 

お肉もお魚も弾力がある方が美味しいのです。人間も同じことで、排除食ばかりして薄っぺらくなって弾力のない体の人より、清濁併せ呑む思考と肉体を持っている人の方が強さがあります。毎日マクロビオティックの標準食とされているお料理ばかりを食べて面白味のない人より、少し脱線できるゆとりのある人の方がずっと魅力的です。私は野口整体を知った40年近く前からずっと心がけていることがあります。それは時々あえて「毒」と思われるものも体に入れることです。野口整体ではその比率を「毒2割」という先生もおられます。

 

この記事はマクロビオティックを知った人のために書いているのですが、この野口整体の教え方はとても陰陽的だと思います。マクロビオティックの本ばかり読むのではなく、案外そうではないところにこぼれている陰陽的な事象を探す方が真のマクロビオティックの勉強になったりします。ぜひ広い視野から陰陽を考えてみましょう。それが一番受け入れられやすく人間関係をギクシャクしないマクロビオティックだと思います。

 

「天皇陛下料理番の和のレシピ」元・宮内庁大膳課  谷部金次郎著

(「天皇陛下料理番の和のレシピ」元・宮内庁大膳課  谷部金次郎著)

 

この本の中にも「身土不二」と「一物全体」が書かれています。

マクロビオティックもこんな感じでいいんじゃないかなあと思うきょうこの頃です。


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マクロビオティックを整理してみましょう(マクロビオティック料理で終わっていませんか?)

いま日本国内に広まっているマクロビオティックには、大きく分けて2通りの流れがあります。一つは東京の日本CI協会や大阪の正食協会に代表されるような、古くから存在する桜沢如一先生直系ともいうべき「マクロビオティック」。もう一つは2000年頃にアメリカから入って来た久司道夫先生が提案した「クシ・マクロビオティック」。この他にそれらのところから派生した小さな流れがたくさんあります。

 

問題なのは、桜沢先生の提唱したマクロビオティックと久司道夫先生の提案したマクロビオティックとでは、陰陽理論のスタート部分が異なることです。久司先生は桜沢先生のお弟子さんだったわけですが、アメリカに渡ってからアメリカ人の理解しやすい方法で伝えたのが陰陽五行論だったわけです。それをそのまま日本に持ち込んだため、マクロビオティックと一口に言っても、異なった視点から解説するマクロビオティックが存在することになったわけです。

 

こちらの記事の引用図(下にも転載)を参考にしていただくと解りやすいのですが、陰陽五行論は桜沢先生が伝えたものではありません。桜沢先生が示されたのは、あくまでマクロビオティックの陰陽基本理論として、『宇宙の秩序』の「7つの法則」「対数的スパイラル図」、『無双原理』の「12の定理」「陰陽分類図」にあるのです。

 

ですから大雑把にいえば、桜沢先生はもっと大きな視点で哲学的な世界を唱え、そのお弟子さんたちはもっと具体的な視点で陰陽五行論や4つの体質論を唱えたわけです。なぜなら、実際に病気の人に陰陽を使おうとすると、桜沢先生の視点よりもっと細かな視点が必要になるからです。より具体的になって、目に見える形でイメージしやすい利点があるので、病気治しの現場では陰陽五行論を活用するのだと思います。

 

ここではどちらが良いか悪いかではなく、そのような経緯でそれぞれ異なる視点のマクロビオティックが存在していることを知っていただき、陰陽の理解で解らなくなったときには、桜沢先生の世界まで戻れば解決のヒントがあることをお伝えしたいのです。そして、病気治しに軸足を置いたマクロビオティックが存在することも忘れてはなりません。しかし、それらも究極的に行き着くところは桜沢先生が提唱したマクロビオティックの世界です。

 

マクロビオティックを知ってもお料理の時点で止まっている人がほとんどです。しかし桜沢先生が伝えたかったのは、そんなちっぽけなものではなく、もっとダイナミックで心躍る人生にするためのノウハウだったのです。それなのに「マクロビオティック料理」と称して、動物性・白砂糖・乳製品抜きのお料理だけがひとり歩きして、それを曲解した人たちの中には体調の悪化する人が出続ける現状があります。これでは桜沢先生は嘆き悲しまれることでしょう。

 

今あなたが知っているマクロビオティックは、桜沢先生の伝えたかった内容ですか? もし違うなら、ぜひマクロビオティックの奥義にたどり着いてください。いつまでもお料理でもたもたしないでください。マクロビオティック料理は陰陽の変化を心身で知る導入部分です。このお料理で感じた変化が陰陽の世界でもあるわけです。陰陽料理も無双原理も一生モノです。しっかり落とし込んでダイナミックな一生にしましょう。

 

困難な中にも光を! これがマクロビオティックの世界です。あれダメこれダメの世界ではありません。完全なる自由を手に入れるためのノウハウと、どん底にあっても這い上がる希望を与えてくれるのがマクロビオティックです。ですから、マクロビオティックを知っているのにつらかったり、悲しかったり、悩みが絶えないのは、まだマクロビオティックを真に理解しているとはいえません。それらを吹き飛ばす原理が陰陽基本理論にあります。ここを忘れないでくださいね。

 

「陰陽塾」(陰陽研究室便り) マクロビオティック1

「Macrobiotique」誌(月刊マクロビオティック2月号より)


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