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マクロビオティックの盲点

マクロビオティックには二つの大きな流れがあります。その二つの違いは主に塩分と油の摂取量にあります。どちらも体質に合っていれば最初は効果的なのですが、続けて行くうちに体調が今ひとつ本調子ではないと感じることがあります。そんな時にはその食べ方を改めるべく、むそう塾までご相談ください。

マクロビオティック不良のススメ(あえて毒を)

マクロビオティックを知ると、食べ物に神経質になって情報に振り回され、頭でっかちで身動きが取れない状態になる人がいます。もちろん食べ物を選ぶことは大切なことなのですが、人間関係を損なってまで押し通すのはどうかと思います。マクロビオティックのために夫婦仲がギクシャクしたり、友だち関係にヒビが入ったりする人も多く、マクロビオティック離婚なんていうのも結構ありました。むそう塾の玄米の炊き方講座に来られる人の中にもそういう人がおられますから、そんな時にはもっと考え方を柔軟にしてもらって、仕切り直しをおすすめしています。

 

ところで、いつも体のために良いものばかりを選んでいても病気になる人もいるし、大食漢で添加物なんてまったく気にしていなくても元気な人もいます。ちなみに私は空腹にコーヒーを飲もうものなら、すぐ胃の不調に見舞われるのですが、私の周りの男性たちは空腹にコーヒーを飲んでも涼しい顔をしています。きっと胃壁の質が著しく異なるのだと思いますが、こんなふうに人それぞれお顔が違うように、体の質も一人ひとり異なるのです。それはすでに離乳食の時にも現れますので、離乳食のコツは赤ちゃんのご機嫌と便が頼りですね。

 

私はマクロビオティックを知って食べ方に悩んでいる人に、時々不良のすすめをします。つまり、体に良い物ばかりを選んで食べていると、体にとって過保護な状態になるので、ちょっとよろしくない物を口にすると大袈裟な反応を体がすることがあるからです。それを良いことだと受け止める人もいますが、私はある意味で困ったことだと思っています。それはサバイバルな時には命をつなぐために何でも口にしなければいけない時があるからです。そんな時には体の拒絶反応で苦しむのではなく、体が著しい毒は毒と認識していち早く体外に排出をする弾力を持っている方が健康体だと思うのです。

 

お肉もお魚も弾力がある方が美味しいのです。人間も同じことで、排除食ばかりして薄っぺらくなって弾力のない体の人より、清濁併せ呑む思考と肉体を持っている人の方が強さがあります。毎日マクロビオティックの標準食とされているお料理ばかりを食べて面白味のない人より、少し脱線できるゆとりのある人の方がずっと魅力的です。私は野口整体を知った40年近く前からずっと心がけていることがあります。それは時々あえて「毒」と思われるものも体に入れることです。野口整体ではその比率を「毒2割」という先生もおられます。

 

この記事はマクロビオティックを知った人のために書いているのですが、この野口整体の教え方はとても陰陽的だと思います。マクロビオティックの本ばかり読むのではなく、案外そうではないところにこぼれている陰陽的な事象を探す方が真のマクロビオティックの勉強になったりします。ぜひ広い視野から陰陽を考えてみましょう。それが一番受け入れられやすく人間関係をギクシャクしないマクロビオティックだと思います。

 

「天皇陛下料理番の和のレシピ」元・宮内庁大膳課  谷部金次郎著

(「天皇陛下料理番の和のレシピ」元・宮内庁大膳課  谷部金次郎著)

 

この本の中にも「身土不二」と「一物全体」が書かれています。

マクロビオティックもこんな感じでいいんじゃないかなあと思うきょうこの頃です。


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