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塾生の声

鱧がくれた目のチカラ (67-3 愛) ()

中川さん 美風さん
こんにちは。いつもご指導いただきありがとうございます。
最近、嬉しいことがあったので報告メールです。

 

まずは、母に目チカラと声にハリが出て来たことです。

 

引っ越して来た当初は、年々物忘れが激しくなり、目がうつろで、会話をしても私が話していることが聞いているのか心配な状態でした。

 

実家の冷蔵庫を開けたときに入っている内容や、母の作ってくれているお料理に、陰性なものが多いなあと感じましたので、可能な限りお弁当を届け、日曜日の夜は一緒に食事をするように過ごしていました。
母も美味しいと言って喜んでくれ、私はお料理の復習もでき、ありがたい状況です。

 

ヘタながらも鱧を届けるようになったくらいから、母の目チカラを感じ、話す内容も変わって来たことを感じました。
夫も母に対し、同様に感じているそうです。

 

母は、自分の物忘れが気になり、病院へ出かけ、MRIをとり、薬をもらってきていました。

反対はしましたが、受け入れられませんでした。
そんな状況でしたので、この母の変化がとても大きくありがたいです。

 

近くに引っ越せましたこと、本当に良かったです。

 

 

また、夫にも変化が出てきました。

 

夫は、転勤してから、出張や来客時の外食がぐんと増えていました。
夫自身、外食をすると調子が今ひとつなことを感じ始めたのか、自ら「毒消しをちゃんとしないとね」と言って大根などをたっぷり食べたり、外での食事の際、可能な状況の時は、食べる量やお酒の飲む量も減らしている様子です。
そして、出張から帰ってくると、「玄米と糠漬けとお味噌汁がやっぱり美味しいね」と言って食べてくれます。

 

先日、瞬速料理で教えて頂きました血液の質のことも話をしましたら、会社に梅干しを常備すると言って持って行きました。酸っぱい物は苦手なのに。

 

これらの言動にビックリする日々です。

むそう塾以前の私は、学んだことを夫や母に一方的に押し付けイヤ〜な存在でした。
いったい何を食べたら良いんだと、言い争いをしたことも度々でした。苦笑

 

今は、教えて頂いたお料理を作って喜んでもらえるだけではなく、お料理を通じて感じられた家族の変化がありがたいです。

 

なかなか成長できない私ですが、いつもご指導くださること心から感謝しております。
ありがとうございます。

 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当

(母に届けたある日のお弁当)

 

【2016.8.25 愛記】

 

 

<マクロ美風より>

この文章を読んで真っ先に思ったのは、鱧の陽性なエネルギーのことです。
京都の人がなぜ昔から鱧を好んでいただくのか?
なぜこんなにも鱧料理が多いのか?

そんなところに大いなるヒントがあるように思います。

 

お母様が鱧を召し上がったころからの変化を、ご主人様も感じておられるようですね。

そういうこともあって、ご主人様は「毒消し」を真面目に考えるようになったのかもしれません。

さらにご自身の体の変化がよく判るのだと思います。

 

マクロビオティックってとかく難しかったり面倒くさかったりして、あまり評判が良くないのですが、体のことや精神面のことを考えるととても納得のいくことが多いですよね。

それはただ、人間の体も小宇宙なんだから、宇宙の法則と同じ秩序にすればいいんだよ、といっているのです。

 

お母様はまさに陰陽バランスで陰性が勝っている状態のところに、食べ物の陽性と可愛い娘が出入りしてくれる環境の陽性も加わったので、こんなふうに嬉しい変化を見せてくれたのだと思います。

これからも可能な限り親孝行をしてあげてください。

 

改めて美味しいお料理の力を確認させていただきました。

来年に備えて、今年のうちに鱧の腕を底上げしておきましょう。

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