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塾生の声

ひさしぶりの玄米炊飯 (かのん 74-5) ()

私は2013年の8月の愛クラスを受け、同月にパスポートをいただきました。

その後体調を崩し、玄米炊飯のできないくらい、果ては食事もできないくらいに心身ともに衰弱していましたが、やっと今日、玄米炊飯をすることができました。

そもそも頭でっかちの誤ったマクロビオティック解釈から体調を崩し、偶然インターネットで見つけた「むそう塾」のただならぬ熱気と一風変わったその指導スタイルに興味を持ち、愛クラスを受講したのでした。

 

炊飯って「生きること」そのものですね。

愛クラス受講前の私は自分を「陰性タイプ」と決めつけ、体に合わない食事法を「体にいいから!」と無理に続けて、逆に体を壊しました。

家族にも美味しくない、味気ない料理を食べさせ、とても迷惑をかけてしまいました。

 

そもそも人間に「陰性だけ」「陽性だけ」などということはなく陰陽が混在しており、その時々の体の声を聴いて、それに合わせてバランスをとり中庸を目指すものなのに、全く勘違いしていました。

そして、私の中には極端な陰陽が両方存在し、私はいつも両端を押されたやじろべえのように激しく揺れ動いてぐらぐらと不安定だったのです。

 

せっかくパスポートをいただけたのに、長らく炊いていない間にすっかり忘れています。

がっかりするとともに「継続すること(陽性)の大切さ」を痛感しています。

炊飯中も「火が強すぎではないかな?」「あれ?これで手順はあっていたかな?」と次々に私の悪い陰性部分が顔を出します。

 

体調が悪いから炊けない(炊かない)のではなく、体調が悪いからこそ玄米を炊いて体が喜ぶ美味しい食事をしようと思えるようになったことは小さな進歩です。

しかし、大切なのは継続すること(陽性)。

今日の一歩を大切に、明日からの日々も、陰陽を感じながら楽しく愉しく過ごしてまいります。

 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品の玄米ご飯

(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生さんの炊いた玄米ご飯)

 

今日炊飯した玄米です。

不出来は承知であえて記録に残しておこうと思いました。

 

(2016.6.16 かのん記)

 

 

<マクロ美風より>
あなたがパスポートを取得された日は、2013年8月31日でした。
こちらのパスポート発表記事が当時のあなたを物語っています。

当時は“ゆりか”さんと名乗っておられましたね。

せっかくパスポートを取得されたのですが、当時通われていた病院やご親族のことなどが影響して、蟻地獄に沈み込んで行くような日々が続きました。

でも、そんな時でも私からのメールを頼りに、薬を止める方向に動き出して、その関係の本を読んだり講演を聴きに行ったりしながら、つらい体と向き合って来られました。

 

それから3年目。

やっとこうして玄米ご飯に向き合える日が再び訪れてくれてとても嬉しいです。

あなたには玄米ご飯のお好きな息子さんがいます。

これからは息子さんやご主人様と一緒に玄米ご飯が食べられるといいですね。

でも、無理強いはしないでくださいよ。

炊き上がり次第では彼らが食べたくないご飯になっている可能性がありますから。

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